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プンティウス・ロハニ
インド・ナードゥ州原産の中型プンティウス。
白くメタリックな体側に、エメラルドグリーンの反射が美しい種。
各ヒレは赤くなり、尾ビレの付け根辺りに黒い楕円形のスポットが入る。調子が上がると背側の半分にイエローが現れる。
繁殖も可能なため養殖ものが流通するが、やはりワイルドもののほうが美しい虹彩やヒレの赤は強いようだ。
学名のDawkinsiaは2012年にPuntiusから分離した属で2014年現在9種登録されている。生物学会で貢献の大きいリチャード・ドーキンス氏から取ったそう。
かなり活発に泳ぐタイプで飛び出しが多いので蓋は必須。人を覚えて給餌時はいわゆる激しい「餌くれダンス」をする。
Photo
データ
学名 | Dawkinsia rohani (Rema Devi, Indra & Knight, 2010) 、かつてはPuntius rohani | |
英名 | - | |
分類 | コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ドーキンス(Dawkinsia)属 | |
通称 | ドーキンス・ロハニ | |
分布 | インド・ナードゥ州 | |
最大体長 | 10cm | |
寿命 | 5~8年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。なんでもよく食べる。 | |
適性な水質 | 温度 | 19~25℃ |
PH | 6.0~7.5 | |
硬度 | 非常な軟水~軟水:2~8 °d | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | 繁殖も可能なようですが、詳しいデータは無く不明。 | |
オスメスの見分け方 | オス | オスはメスよりカラフルで、成熟すると追星と呼ばれる白い突起のような基幹を鼻の先に出す。 |
メス | メスは多少大きく、色が乗らない。 | |
水槽内で好む高さ | 中層~低層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。同種間では小競り合いがあるので注意。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | 飛び出すことが多々あるので水槽の蓋は必須。 | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 11匹 |
特徴・飼育上の注意
活発に泳ぐ割には臆病な性格で、水草で隠れ家を作ると影に隠れる。そのため8匹程度のまとまった数で飼育すると良い。反面、同種間では優位性を示すため争うことがある。
そのため混泳には注意が必要で、少しずつ追加したほうがいいかもしれない。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています