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プンティウス・アッシミリス  

インド原産の中型プンティウス。

尾ビレの端に入る赤と黒の模様が特徴の種。成熟すると背側の半分にイエローが乗り、メタリックな質感と相まってゴールドに見える。
さらに1枚1枚の鱗の端に濃い赤が出る個体もいる。顔の周辺まで赤が出るタイプも流通していて、特にスーパーレッド等として販売されることもある。

同属に分類されたプンティウス・ロハニとよく似た特徴を持っている。

オスはメスよりカラフルで、成熟すると追星と呼ばれる白い突起のような基幹を鼻の先に出す。メスは多少大きく、色が乗らない。

学名のDawkinsiaは2012年にPuntiusから分離した属で2014年現在9種登録されている。生物学会で貢献の大きいリチャード・ドーキンス氏から取ったそう。
かなり活発に泳ぐタイプで飛び出しが多いので蓋は必須。人を覚えて給餌時はいわゆる激しい「餌くれダンス」をする。


Photo  

プンティウス・アッシミリス
 
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データ  

学名Dawkinsia assimilis (Jerdon, 1849)、かつてはPuntius assimilis
英名Mascara Barb
分類コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ドーキンス(Dawkinsia)属
通称マスカラー・バルブ、プンティウス・レピドゥス、ドーキンス・アッシミリス
分布インド
最大体長12cm
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌など。なんでもよく食べる。
適性な水質温度19~25℃
PH6.0~7.5
硬度非常な軟水~軟水:2~8 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい
繁殖は容易。成熟した追星の出たオスと、腹の大きくなったメスを選んでモスを敷き詰めた繁殖用の水槽に移す。弱酸性の水で薄くらい状態にして1日置く。すると卵は朝方に産む。
産卵はばら撒き型で、親魚が食べてしまうので、卵を産んだら親魚はメイン水槽に戻す。
1~2日で孵化して、その後1日ほどで泳ぎ出す。餌ははじめからブラインシュリンプを食べられる。
オスメスの見分け方オスオスのほうが腹ビレが大きく、スリムな体型をしている。
メス
水槽内で好む高さ中層~低層
混泳での注意点気性:大人しい
捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど飛び出すことが多々あるので水槽の蓋は必須。
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*113匹

特徴・飼育上の注意  

活発に泳ぐ割には臆病な性格で、水草で隠れ家を作ると影に隠れる。
そのため隠れ家を多めに作ってやり、8匹程度のまとまった数で飼育すると良い。

同種間では優位性を示すため争うことがあるが問題になることはない。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています