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ブラック・クーリー・ローチ  

インドネシアスマトラ島など東南アジア原産のドジョウの仲間。
体色は一面ドジョウらしい暗褐色。口の周りに3対、6本のヒゲを持っている。ニョロニョロと細長い体型だが、成長するとぼってりと太くなる。

ニョロニョロと激しく泳ぎ回り、小さな隙間などに入り込む。

原生地は止水域で底は植物の堆積した泥や砂地。
ブラックウォーターで場所によってはHpが3.5という極端に酸性の場所もあった。
そのため、マジックリーフ等を使ってブラックウォーターを作ってやると状態よく飼育できる。
底床は隠れ家にもなる細かな田砂などが最適。

大きな群れを作って、塊のように身を寄せ合って生息しているため、できれば5匹程度のまとまった数で飼育するとよい。

水槽の縁に沿ってぐるぐると回ることがあるが、この種では一般的な動作。

黄変種やアルビノが流通することもある。(そうなると黒でないのにブラッククーリーローチとなる)


Photo  

ブラック・クーリー・ローチ
 

481.jpg
写真提供:吉田観賞魚販売 なんか、、、、可愛くない![編集]

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データ  

学名Pangio oblonga (VALENCIENNES, 1846)
英名Black Kuhli Loach
分類コイ(Cypriniformes)目、ドジョウ(Cobitidae)科、パンギオ(Pangio)属
通称ブラッククーリーローチ、ブラック・クーリーローチ
分布インドネシア・ジャワ島、スマトラ、マレーシア、タイ
最大体長8cm
寿命10年
人工飼料冷凍飼料活餌。沈水性のタブレットで問題ないがイトメ?冷凍アカムシ?も食べる
適性な水質温度23〜25℃
PH3.5〜7.0
硬度非常な軟水〜軟水:0~8°d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度水槽内で繁殖したというデータはない
オスメスの見分け方オス−(見分けるのは困難)
メスメスのほうが若干太くなる(見分けるのは困難)
水槽内で好む高さ底層(ソイルや砂の中)
混泳での注意点臆病なため活発に遊泳する種と混泳させると出てこなくなるので注意。5匹程度のまとまった数で飼育すると状態よく飼育できる。
気をつけたい病気白点病
推奨されるアクセサリなど砂に潜る習性があるので、細かな砂かソイルで飼育すると良い。
避けたほうがよいもの角のあるアクセサリや重みのある砂利などは怪我をする恐れがあるので良くない
60cm水槽での適正な飼育数*17匹

特徴・飼育上の注意  

マジックリーフ等を使ってブラックウォーターを作ってやると状態よく飼育できる。
底床は隠れ家にもなる細かな田砂などが最適。

1匹だけで遊泳力のある種と合わせると、怯えて出てこないことがあるので注意。

ヒーターとカバーの隙間などに挟まってやけどすることがあるので、目の細かいカバーを使用するなど、設置場所に注意する。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています