バルーン・モンクホーシャ

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バルーン・モンクホーシャ　

ブラジル・パラグアイ川、ウルグアイ川原産のテトラの改良品種。
飼育に関してはオリジナルのモンクホーシャに準ずる。

本種はそのバルーンタイプで寸詰まりでかわいい雰囲気になっている。その分、オリジナルに比べると泳ぎが苦手だが、元々遊泳力のあるタイプなので餌が取れないといったことはない。

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データ　

学名		Moenkhausia sanctaefilomenae var. （Steindachner、1907）
英名		Yellow Banded Moenkhausia、Red eye tetra
分類		カラシン（Characiformes）目、カラシン（Characidae）科、モエンクハウシア(Moenkhausia）属
通称		－
分布		ブラジル・パラグアイ川、ウルグアイ川
最大体長		7cm
寿命		3～5年
餌		人工飼料、冷凍飼料、活餌など。なんでもよく食べる。植物性の餌が向いてる。
適性な水質	温度	22～28℃
	PH	5.5～8.5
	硬度	軟水～中程度の硬水：6～15 °d
飼育難易度		やさしい
繁殖難易度		やさしい酸性で軟水の環境にするとトリガーになる。オスメスをそれぞれ5匹程度の入れておけば頻繁に卵を産む。ばら撒き型で、卵が親魚に食べられないようにする仕組みが必要。小さな穴の空いたプラケースやモスを入れておくと良い。卵は1日から1日半で孵化して2～3日程度で泳ぎ出すので、インフゾリア等を与える。数日乗り越えればブラインシュリンプを食べられるようになる。
オスメスの見分け方	オス	－
	メス	繁殖可能になるとまるっこい体になる
水槽内で好む高さ		上層～中層
混泳での注意点		気性：攻撃的になることがある。5～10匹程度のまとまった数で飼育すると上手く混泳する。中途半端に広いスペースがあったり、他に大型種などがいない場合はしつこく喧嘩を仕掛けることがある。
気をつけたい病気		－
推奨されるアクセサリなど		驚いた時など飛び出すことがあるので水槽の蓋
避けたほうがよいもの		水草は食べられてしまうので注意。
60cm水槽での適正な飼育数*1		9匹

特徴・飼育上の注意　

かなり広い範囲の水質に対応することができるため、初心者でも安心して飼育できる。

気が強いところがあり、他種を追い回したりヒレを齧る事がある。他種との混泳はあまりおすすめできない。
同種である程度過密に飼育すると回遊魚のように水槽内をところ狭しと泳ぎまわるので、動きのある水槽を作りたい場合にはおすすめできる。
多少大きめの種と混泳させると緊張関係ができて攻撃性を抑えることができる。（この場合は賭けの要素が強い）

柔らかい水草を食べると紹介されることがあるが、かなり多様な水草を食べてしまう。水草を入れるとしたら金魚水槽に金魚藻といった感じで、餌になる前提として入れよう。