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バリリウス・バケリ  

インド・ケララ州原産のコイの仲間。

銀色の体色に、10個程度の黒いスポット模様が一直線に入る。
オスの背ビレは端が濃いオレンジになる。成熟すると銀色の体色は深い暗褐色に変化してく。またオスは婚姻色を出すと顎と腹の部分がオレンジに染まる。

モンスーン時には増水して流れの早くなるツンガ川に生息しており、非常に遊泳力ある。120cm水槽の低層から一瞬で水面の餌に飛びつくほどで、水槽の蓋はかなりしっかりしたものを用意したい。


Photo  

バリリウス・バケリ
 

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写真提供:日淡少年[編集]

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データ  

学名Barilius bakeri (F. Day, 1865)
英名Ozola Barb、Hill Trout
分類コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ドーキンス(Dawkinsia)属
通称バリリウス・バケリィ、ブルースポット・バリリウス、バリリウス・カナレンシス
分布インド・ケララ州
最大体長15cm
寿命3~5年
人工飼料冷凍飼料活餌など。なんでもよく食べる。
適性な水質温度20~26℃
PH6.8~7.8
硬度非常な軟水~硬水:5~20°d
飼育難易度普通
繁殖難易度冷たい水に変えることがトリガーとなって産卵するとの情報があるが、産卵に関する例は無く、真偽は不明。
オスメスの見分け方オスオスの背ビレは端が濃いオレンジになる
メス
水槽内で好む高さ中層~低層
混泳での注意点気性:大人しい
捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど飛び出すことが多々あるので水槽の蓋は必須。
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*13匹

特徴・飼育上の注意  

モンスーン時には増水して流れの早くなるツンガ川に生息しており、非常に遊泳力ある。120cm水槽の低層から一瞬で水面の餌に飛びつくほどで、水槽の蓋はかなりしっかりしたものを用意したい。

複数匹飼育するなら120cm規格水槽以上が必要。中性付近のきれいな水を好み、老廃物が蓄積された水槽では調子を落とす。
またエアレーションや水流を作ると調子が上がる。

大人しいタイプだが、以上の理由から混泳できるのは泳ぎと餌食いで負けない種となる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています