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スリーライン・ペンシル  

南米のアマゾン川流域に生息するペンシルフィッシュ。

名前にある通り縦にストライプのような3本のラインが入る。各ヒレに入るレッドが良いアクセントになる。
ペンシルらしくひょろっとした細長い体が特徴で仲間と同じ方向を向いて群泳することも多く水草水槽に向いている。
ただし気が荒い面があり、特に同種間では喧嘩が絶えないためしっかりと隠れ家を用意しよう。ときに見るに耐えないほどのしつこい喧嘩をすることがある。

ペンシルフィッシュの仲間はコケを食べると導入されることがあるが、個体差が大きく、エサを絞るとそのまま弱って死んでしまうことがあるので注意が必要だ。


Photo  

スリーライン・ペンシル
 

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写真提供:吉田観賞魚販売 チョコマカしないところがイイ![編集]

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データ  

学名Nannostomus trifasciatus (Steindachner, 1876)
英名Tree-line Pencil
分類カラシン目( Characidae)、レビアシナ(Lebiasinidae)科、ナノストムス(Nannostomus)属
通称スリーライン・ペンシル、トリファペンシル
分布南米:ペルー、ボリビア、ブラジルを流れるアマゾン川流域、ネグロ河流域、ギアナ
最大体長5cm
寿命2〜3年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげましょう。ペンシルフィッシュの仲間はコケを食べると導入されることがあるが、個体差が大きく、エサを絞るとそのまま弱って死んでしまうことがあるので注意が必要だ。
適性な水質温度24〜28℃
PH5.5〜7.0
硬度非常な軟水:4-5 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度難しい。子供はとても小さいため合わせたエサを与えるのが困難で、捕食されないためには多くの隠れ家が必要なため狭い水槽内で繁殖させることは難しいとされています。(生息域が腐葉土の堆積した酸性で極端に軟水の水域なので同じ環境を整えると簡単との報告もあり。成功した方はぜひ報告を下さい)
オスメスの見分け方オスヒレに鮮やかな赤と黒のラインが特徴
メスオスのように赤くはならず黒と黄土色のライン
水槽内で好む高さ上層〜中層
混泳での注意点縄張り意識が強く、特にオス同士の争いは死に至ることも。出来れば同種の混泳は避けてペアで飼うのが望ましい。
気をつけたい病気松かさ病
推奨されるアクセサリなど隠れ家を作るための水草など
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*111匹

特徴・飼育上の注意  

水質は酸性の軟水を好む。視界のあまりない環境なためか、目に見える距離での同種間での争いが耐えない。小型カラシンなども攻撃の対象にされることがあるので、十分な水草で隠れ家を用意したい。
繁殖に関してはほとんど聞かないが、容易に出来たとの情報もある。恐らくトリガーがわかれば容易な部類だろう。成功した方は飼育法を教えて下さい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています