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ストゥリソーマ・ニグリロストルム  

ペルー原産のロリカリア。

茶色と黒の体色に、細長く流木を模した魚。
他のロリカリア科に比べ、尾筒の部分が細く長く、木の枝のような体型をしている。鼻が反り返っていたり、尾ビレのフィラメントが長く伸びるなど、かなり芸の細かい擬態であることがわかる。

その姿から、大きめの流木を組み合わせた水槽で擬態するさまを観察したい。


Photo  

ストゥリソーマ・ニグリロストルム
 
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データ  

学名Sturisoma nigrirostrum (Fowler, 1940)
英名
分類ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、ストゥリソーマ(Sturisoma)属
通称ストゥリソーマ・バルバートゥム ペルー、ロリカリア・バルバートゥム ペルー
分布ペルー
最大体長25cm
寿命5~8年
人工飼料活餌。基本的に人工飼料に餌付きにくく、水槽内のコケを食べる。草食性の高い種なので、植物質の含まれたコリタブが向いている。ブラインシュリンプ等も食べることがあるようだ。
適性な水質温度24~28℃
PH6.0~7.0
硬度~中程度の硬水:~15°d
飼育難易度難しい
繁殖難易度水槽内での繁殖例もあるが、難しいようで十分なスペースが必要らしい。ガラス面などに卵を産むタイプ。詳細な方法は不明です。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:大人しい
大人しいので多くの魚と混泳できる。また臆病でなので隠れ家を多めに作ってあげよう。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど岩組、掃除をしやすい砂状の底床、エアレーション
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*16匹(餌が十分にある場合)

特徴・飼育上の注意  

弱酸性の軟水で飼育すると状態良く飼育できる。

他のロリカリア科同様に人工飼料に餌付きにくく、いかに餌を確保するか、人工飼料に慣れさせるかが重要。
主食は苔なので、水槽内のコケをいかに維持するかがポイント。餌切れで餓死させないように、大型水槽でコケ取り要員を本種のみにするのが良い。

どうしても餌が不足しがちなので、野外に別水槽を置いて、石を太陽光に当てて人工的に茶苔を付けた石を水槽に入れてやると良い。
草食性の高い種なので、植物質の含まれたコリタブが向いている。ブラインシュリンプ等も食べることがあるようだ。

もし人工飼料に得付けられれば難易度は著しく下がるので、ショップで販売されている時点で人工飼料にを食べている個体を選びたい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています