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シノドンティス・デコルス
アフリカ・コンゴ川原産の大型サカサナマズ。
最大で約30cmとかなり大型になる。アフリカン・シクリッドのような大きな目と、ロングノーズタイプのコリドラスのような長い口吻を持つ。
白い体色をしており、顔は非常に細かいスポット模様で、尾に行くにつれてスポットが大きくなる。
スポットの入り方は個体によってまちまちで、2つのスポットが一つに繋がったりすることもあり個性豊か。
成熟すると背ビレの軟条が伸びてフィラメントになり、尾ビレはシマシマのゼブラ模様になる。
Photo
データ
学名 | Synodontis decorus (Boulenger、1899) | |
英名 | Clown catfish、Clown Syno、Clown Squeaker、Barredtail Squeaker | |
分類 | ナマズ(Siluriformes)目、サカサナマズ(モコクス)(Mochokidae)科、サカサナマズ(シノドンティス)(Synodontis)属 | |
通称 | - | |
分布 | アフリカ・コンゴ川 | |
最大体長 | 31.8cm | |
寿命 | - | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。雑食性で、沈水性のタブレットが向いている。イトミミズや赤虫が好物。 | |
適性な水質 | 温度 | 22~27℃ |
PH | 6.5~7.8 | |
硬度 | 非常な軟水~硬水:4~15°d | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | ブリードものが流通しているため、繁殖は可能なようだが、例がなく詳細不明。飼育者の加筆を求む。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 生殖孔が隆起しいる |
メス | メスは産卵管がある | |
水槽内で好む高さ | 中層~低層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 口にはいるサイズの魚とは混泳不可。同程度の大きさなら問題なく混泳できる。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家になる流木や水草、土管・植木鉢 | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 1匹 |
特徴・飼育上の注意
ナマズにしては物おじしない性格で、遊泳力もあり、前面に出て泳ぎまわる。
サカサナマズだが逆さになって泳ぐことはなく、底床や流木、ガラス面などにヒゲをこすりつけるように泳ぐ。
基本的には穏やかな性格をしており、同程度の大きさなら自ら攻撃をすることはない。胸ビレに毒を持つ棘があるので扱う場合は注意しよう。
最大で約30cmと、大きくなるので小型魚との混泳は不可。
大きく成長し大食漢で水を汚しやすいため理想は120cm規格水槽以上で飼育したい。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています