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グリーン・ファロウェラ  

南米原産のファロウェラ。

綺麗なグリーンの体色に、平べったく細長い体型と、水草にそっくりの珍種。
その姿から分かるように、現地では流れのある川で、幅の広い水草に表面にくっついて、コケを食べる。

環境に合わせて色を変えることが知られており、流木等のレイアウトにすると、木の枝そっくりの色になる。

性格は臆病で大人しく、他の魚を攻撃することはなく、隠れ家を多く作ると水槽の前面に出てくることはない。


Photo  

グリーン・ファロウェラ
 
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データ  

学名Acestridium dichromum (Retzer, Nico & Provenzano, 1999)
英名Green Whiptail
分類ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、アケストリディウム(Acestridium)属
通称グリーンホイップテール
分布ブラジル・アマゾン川、ネグロ川、ベネズエラ・オリノコ川
最大体長6.5cm
寿命5~8年
人工飼料活餌。基本的に人工飼料に餌付きにくく、水槽内のコケを食べる。草食性の高い種なので、植物質の含まれたコリタブが向いている。ブラインシュリンプ等も食べることがあるようだ。
適性な水質温度23~26℃
PH5.6~7.0
硬度非常な軟水~中程度の硬水:2~20°d
飼育難易度難しい
繁殖難易度水槽内での繁殖についてはデータがなく詳細不明。飼育者の加筆を求む。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:大人しい
大人しいので多くの魚と混泳できる。また臆病でなので隠れ家を多めに作ってあげよう。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど岩組、掃除をしやすい砂状の底床、エアレーション
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*125匹

特徴・飼育上の注意  

水質の適応範囲は広いが、基本的に人工飼料に餌付きにくく、長期飼育が非常に難しい。
主食は苔なので、水槽内のコケを以下に維持するかがポイント。餌切れで餓死させないように、大型水槽でコケ取り要員を本種のみにするのが良い。
どうしても餌が不足しがちなので、野外に別水槽を置いて、石を太陽光に当てて人工的に茶苔を付けた石を水槽に入れてやると良い。
草食性の高い種なので、植物質の含まれたコリタブが向いている。

ブラインシュリンプ等も食べることがあるようだ。もし人工飼料に得付けられれば難易度は著しく下がるので、ショップで販売されている時点で人工飼料にを食べている個体を選びたい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています