現在位置 : トップページ生体図鑑熱帯魚図鑑淡水魚図鑑 > キンセン・ラスボラ

キンセン・ラスボラ  

アジアの広範囲に分布している小型なコイの仲間。
水生植物が豊富な流れの穏やかな浅瀬の川などに生息している。
適応範囲が広く、湖や流れの早い環境にも適応できる。

全体的には透明感のある体色をしており、体側に入るイエローとブラックのラインが特徴。
別名レッドテール・ラスボラと呼ばれる通り、尾筒のあたりにレッドが入る。

あまり派手ではないが水草水槽に群泳させると見ごたえがある。
水質の変化に非常に強く、この魚で失敗したなら何か致命的な間違いをおかしていると考えたほうがいい。
そんなわけで、初心者にお勧めできる魚だ。


Photo  

キンセン・ラスボラ
 
写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Rasbora borapetensis (Smith, 1934)
英名Magnificent rasbora、Blackline rasbora、Red-Tailed Rasbora
分類コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ラスボラ(Rasbora)属
通称キンセン・ラスボラ、ブラックラインラスボラ、金線ラスボラ、ブラックライン・ラスボラ
分布アジア全域、中国、タイ、マレーシア、インドネシアなど。メコン川、チャオプラヤ川
最大体長6〜7cm
寿命5〜8年
人工飼料冷凍飼料活餌。肉食性で動物プランクトンや水生昆虫やその幼虫などを食べている。水槽では選ばずなんでもよく食べる。ミジンコやブラインシュリンプが好物。
適性な水質温度22~26℃
PH6.5~7.0
硬度非常な軟水~中程度の硬水:2~12°d
飼育難易度非常にやさしい
繁殖難易度やさしい
産卵も手軽に楽しめる。卵をばらまくタイプで、捕食されないように水草を水面まで茂らせておけば自然に増やすことも可能。数を増やしたいならプラケなどに移動させると良い。産卵から3日ほどで孵化し2日ほどでブラインシュリンプを食べるようになる。稚魚は小さいのでインフゾリア?を併用すると生存率が上がる。エサを多めにあげると生存率は上がるが、同時に水も汚れるのでこまめな水換えで水質の悪化を抑えよう。エアレーションに関しても極弱い程度でいいだろう。
オスメスの見分け方オスシャープな体型
メス腹がふっくらとしている
水槽内で好む高さ上層、中層
混泳での注意点大人しく大抵の魚と混泳できる。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど産卵用にウィローモスや水草など
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*123匹

特徴・飼育上の注意  

ほとんどどのような環境でも適応することができる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


このページをソーシャルメディアで共有する

このエントリーをはてなブックマークに追加

*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています