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アファニウス・メント  

中東の幅広い地位域に生息している卵生メダカ。
湖や川、汽水域まで広く分布しており、水が凍るほどの低温でも耐えられる。
ただし、酸性の水には弱く、日本の水質には合っていない。

成魚になると色が濃くなり黒いヒレにブルーの斑点が上品に映る。
幼魚の時は青白い雰囲気なのでそれだけ見るとなかなか手が出ないかもしれない。
下顎の突き出た口が特徴。

採取される地域が特殊で日本ではほとんど流通しない。
流通するにしても非常に高価。


Photo  

アノマロクロミス・トーマシー
 
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データ  

学名Aphanius mento (HECKEL, 1843)、Lebias mento
英名
分類カダヤシ(Cyprinodontiformes)目、キプリノドン(Cyprinodontidae)科、アファニウス(Aphanius)属
通称アフィニウス・メント、レビアス・メント、オリエントキリー、プアマンズ・アルゼンチンパール
分布イラン、イラク、シリア、ジョーダン、イスラエル、レバノン
最大体長5cm
寿命2〜3年
人工飼料冷凍飼料活餌。他の卵生メダカ同様で口に入るものならよく食べます。
適性な水質温度5〜25℃
PH7.0〜8.0
硬度軟水
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい。ウィローモス等に粘着卵を産みつける。
オスメスの見分け方オス黒く大きな体
メス地味な色彩でオスより小さい
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点オスを二匹入れると必ず喧嘩をする。メスに対しても追い回しが激しく時には殺してしまうこともある。どうしても混泳させたいなら水草などの隠れ家を多く必要とするだろう。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*111匹

特徴・飼育上の注意  

5度という低温でも飼育できる。氷が貼るような冬でなければ野外飼育も可能だ。
中性から弱アルカリ性の水を好む。
卵生メダカのなかでも特に気の強い種なので出来ればペアで、ペアで飼ったとしても水草などの隠れ家を作って飼育しよう。
繁殖はピートやウィローモスなど糸状のものに卵を植えつける。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています