#author("2020-06-15T03:11:57+09:00","","")
#author("2020-06-15T03:13:17+09:00","","")
&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > バルブス・カリプテルス};
*バルブス・カリプテルス [#m8e5db5b]
西アフリカ全域に生息する小型なコイの仲間。
日本の川魚のような落ち着いた体色に、背びれに入るブラックのスポット模様が特徴。成長するとオスの尾ビレが赤くなる。それ以外のヒレがまるで存在しないように見えるほど透明。
大人しく多くの魚と混泳可能とあって、メインとしてよりもサブとして最適だ。もちろん本種のみで、アフリカの落ち着いた河川を再現するのも面白い。
西アフリカのかなり広範囲で採取される。非常に多くの種が登録されているバルブス族のなかでも一般的な魚で、飼育が容易。ロケーションの違いで若干カラーが違うようだ。
かつてはBarbus callipterusとされていたが、現在ではEnteromius callipterusという学名に決定した。
かつてはBarbus属とされていたが、現在ではEnteromius族に分類された。そのため正しい学名はエンテロミウス・カリプテルス。
----
**Photo [#s54e4712]
#ref(HNI_0019_MPO.JPG,zoom,,バルブス・カリプテルス)
#br
#style(class=seitai){{
&attachref(HNI_0019_MPO.JPG,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){};
&attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){};
&attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){};
#floatclear
}}
RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。
RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。
----
**データ [#o2eec180]
|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Enteromius callipterus(Boulenger, 1907)、またはBarbus callipterus(Boulenger, 1907)|
|>|英名|Clipper barb|
|>|分類|コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、エンテロミウス(Enteromius)属|
|>|通称|バルブス・カリプテルス、クリッパーバルブ|
|>|分布|西アフリカ全域|
|>|最大体長|8cm|
|>|寿命|5〜8年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]選ばずなんでもよく食べます。|
|適性な水質|温度|19〜25℃|
|~|PH|6.0〜7.5|
|~|硬度|非常な軟水〜中程度の硬水:2〜12°d|
|>|飼育難易度|やさしい|
|>|繁殖難易度|やさしい。100個程度の卵を産みます。親が捕食するので隔離する必要がある。餌は[[ブラインシュリンプ]]を与えれば問題ない。|
|オスメスの見分け方|オス|尾ビレの縁が赤くなる|
|~|メス|尾ビレが赤くならない|
|>|水槽内で好む高さ|中層、底層|
|>|混泳での注意点|大人しいタイプで同程度の大きさの魚となら問題なく混泳できる|
|>|気をつけたい病気|−|
|>|推奨されるアクセサリなど|−|
|>|避けたほうがよいもの|−|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|20匹|
----
**特徴・飼育上の注意 [#j8f14230]
コイの仲間とあって水への適応範囲も広く、協調性もあるので多くの水槽で飼育することができる。
----
**飼育者の声 [#b791719f]
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
#recorder(comment,0)