#author("2024-08-17T04:30:09+09:00;2023-03-21T20:19:49+09:00","","")
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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > シマドジョウ};
*シマドジョウ [#j95e20e7]
ドジョウの仲間で日本の固有種。
比較的水の清廉な流れの緩やかな上中流域の川、特に砂地に生息する。
全体的には黄土色で、名前の示す通り、縦に黒いシマシマ模様が入る。
体側のラインはスポット状のもの、繋がったものがいる。ドジョウと同じく模様に個体差が大きい。
ドジョウはヒゲが10本だが、本種は6本。
目の下には先端が二又になった棘がある。
[[ドジョウ]]と比べて綺麗で、残存酸素量の多い水を好む。
アースイーターで砂を食むので、細かな砂のレイアウトが最適。
細かな砂はそのまま隠れ家にもなる。
餌食いは良く、水換えさえサボらなければ飼育は容易。
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**Photo [#r6761c3b]
#ref(520.jpg,zoom,,シマドジョウ)
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**データ [#h099f955]
|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Cobitis biwae (Jordan and Snyder, 1901)|
|>|英名|Sand loach, Striped loach|
|>|分類|コイ(Cypriniformes)目、ドジョウ(Cobitidae)科、シマドジョウ(Cobitis)属|
|>|通称|縞泥鰌、縞鰌、カワドジョウ、ササドジョウ、スナサビ、スナメ|
|>|分布|日本|
|>|最大体長|14cm|
|>|寿命|10年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]など。自然下では砂地に潜むバクテリアや昆虫を食べている。アースイーターで砂を食んで、餌を濾し取って吐き出す。赤虫、イトミミズなどの活餌のほか、ドジョウ用の人工飼料にも餌付く|
|適性な水質|温度|5~24℃|
|~|PH|6.5~7.5|
|~|硬度|非常な軟水〜軟水:1~12°d|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|非常に難しい&br;水槽内で繁殖したというデータはない。養殖場ではホルモン剤を利用している。自然下では川を上り、小川の水生植物の根や茎に卵を産み付ける。卵は2mm程度で3日ほどで孵化するとのこと。詳細は不明|
|オスメスの見分け方|オス|胸ビレが大きい|
|~|メス|胴が太い|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:攻撃的になることがある&br;餌と認識しない種に対しては大人しい。エビや小魚は好物なので、混泳は不可|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|土管などの隠れ家、隠れ家となる砂上の底床、ピッタリとハマる蓋|
|>|避けたほうがよいもの|ベアタンクでの飼育|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|4匹|
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**特徴・飼育上の注意 [#f7bc5610]
ドジョウに比べると水質の悪化には弱い。
綺麗で、残存酸素量の多い水を好む。
適度に流れがあるほうが良い。
土管や田砂など、隠れ家を用意してやると状態よく飼育できる。
水面に呼吸しに来るが、その際に飛び出すことがある。餌用のスリットや壁掛けフィルターと蓋の隙間からでも脱走するため、ピッタリとハマる蓋が必要。
万が一脱走して乾燥していても、しばらく水につけておけば復活することがある。
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**飼育者の声 [#u8dd0588]
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
#style(class=comment){{
17センチ水槽での飼育は可能ですか?(''名無しさん'' &new{2023-03-21 (火) 20:19:49};)
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#recorder(comment,0)