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ピラルク
アマゾン川に生息する世界最大の淡水魚ピラルク。
アロワナ目に属し、一属一種のアラパイマ属に分類される。
野生種では381cm、体重200キロという記録があり、水槽飼育でも200cmもの大きさになる。
生きた化石と呼ばれ、1億年もの間その姿を変えていない。顔は縦に平たく、尾は横に平たい。大きく硬い鱗を持ち、成熟すると赤い体色に変化する。
ピラルクとは現地の言葉で「赤」を示すそうだ。鱗はラメラ構造という特殊な構造を持ち、ピラニアなどの鋭い歯から身を守るために進化したもの。
Photo
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データ
学名 | Arapaima gigas (Schinz, 1822) | |
英名 | Arapaima、Piracucu、Pirarucu、Paiche | |
分類 | アロワナ(Osteoglossiformes)目、アラパイマ(Arapaimidae)科、アラパイマ(Arapaima)属 | |
通称 | ピラルクー、アラパイマ、パイチェ | |
分布 | ブラジル・アマゾン川 | |
最大体長 | 200cm(野生種は381cm) | |
寿命 | 15~20年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌。選ばず何でもよく食べる。 | |
適性な水質 | 温度 | 24~28℃ |
PH | 5.8~7.2 | |
硬度 | 非常な軟水~中程度の硬水:4~12°d | |
飼育難易度 | 非常に難しい | |
繁殖難易度 | 水槽内での繁殖は例がなく詳細不明。飼育者の加筆を求む。 | |
オスメスの見分け方 | オス | - |
メス | - | |
水槽内で好む高さ | 上層~低層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 同種同士なら混泳可。他種は捕食されるため不可。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | - | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | -匹 |
特徴・飼育上の注意
ワシントン条約で保護されているものの、現地では成長の早い特性を活かして養殖されており、日本でも流通することがある。
しかし寿命も20年と長いため、相当の覚悟を持って飼育する必要がある。
体が固く、200cmの個体が反転したり、自由遊泳することを考えると水族館クラスの水槽でないと飼育はできない。10mクラスの池やプールを水温26℃に維持し続けるには年間数百万円ものコストがかかる。それさえ許容できるなら飼育は容易なようだ。
餌は選ばず、慣れればなんでも食べる。稚魚から1年で2kgに成長する。
水面から空気を吸い肺呼吸できるのでエアレーションは要らない。繁殖も可能で、10mクラスの池であれば容易に繁殖できるそうだ。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
38年程前に私がまだシルバーアロワナと言う熱帯魚を飼い始めた頃に、暫くしてピラルクの幼魚が確か57000円で販売されていて、お店の人が水槽内では絶対大きくならないからと言う言葉を信じて購入したのが間違いで、当初10cm程の個体を60cm水槽で飼育、3ヶ月後に90cm水槽更に4ヶ月後180cm奥行き60高さ60の大型水槽に移してもあっという間に60cm迄に成長して、水槽でのピラルク飼育に限界を感じて大型魚専門に引き取りをしている、熱帯魚に来てもらって引き取ってもらった事が有ります。
この魚は餌を与えたら与えた分だけ成長してそのスピードはシルバーアロワナ、レッドテールキャットを凌ぐ驚異的な速さでとても水槽飼育で飼うべきの魚ではありませんね。
個人宅の水槽ではまず飼育不可能に近い魚で安易に購入すべきでない魚だと思います。まさに水族館レベルで飼うならピラルクは飼育は可能かもしれません。アマゾンの大王ピラルク凄く神秘的で他を圧倒するような迫力を持ち飼えるなら飼育したいけどね…
温和な上に丈夫で飼いやすいが維持するのにかなりのお金が掛かる事を覚悟しないと買えませんねピラルクは(名無しさん 2022-01-15 (土) 15:43:56)