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スジエビ
日本など東南アジアに生息する淡水のエビ。北海道から沖縄まで日本の各地で見られる。
基本的には透明で、節に黒いラインがあるものが多い。地域偏差で黒っぽいもの、白っぽいものもいる。
肉食性で、動きが遅かったり弱った魚などを襲うことがある。エビを水槽に投入する目的にコケ対策があるが、本種はコケ対策として役に立たないため、アクアリムにおいてはあまり珍重されない。ミナミヌマエビやヤマトヌマエビに混じって流通することがあり、一旦水槽内で増殖すると区別が難しく、駆除が困難となる。
オスは3cm、メスは5cm程度になる。
苔や水草等は食べないため、魚用の餌を与える。食べカスや魚の死骸を処理するスカベンジャーとして飼育する場合は特に餌を与える必要はない。
Photo
データ
学名 | Palaemon paucidens (De Haan) | |
英名 | - | |
分類 | 十脚目(Decapoda)目、テナガエビ(Pomacentridae)科、スジエビ(Palaemon)属 | |
通称 | 条蝦、筋蝦 | |
分布 | 日本、東南アジア | |
最大体長 | 5cm | |
寿命 | 2~3年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。肉食性のためスカベンジャーとして飼育する場合餌は必要ない。 | |
適性な水質 | 温度 | 10~26℃ |
PH | 8.1~8.4 | |
硬度 | 非常な軟水〜硬水:5~12°d | |
飼育難易度 | 非常に優しい | |
繁殖難易度 | やさしい 幼生期も淡水で育成可能なため、一般的な水槽の環境なら特に手を加えること無く繁殖が可能。幼生期はモスや水草等で隠れ家を作ると良い。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 3.5cm程度と小柄 |
メス | 5cm程度とオスより大柄 | |
水槽内で好む高さ | 低層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 基本的に肉食だが、生きている魚を襲って捕食することはない。極端に動きの遅い種や、弱った魚は襲われる可能性があるので注意。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | 産卵床としてモスなど | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | -匹 |
特徴・飼育上の注意
広く日本の河川に生息しているため、ほとんどどんな環境の水槽でも飼育することが可能。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
竹輪、アミエビやちりめんじゃこなどを上げてます。
30cm水槽に3匹入れていますが、隠れ家を作ることと導入してエビ同士慣れてくれれば全然買えます。全員メスというのもあるかもしれませんが、、、
30cmだったら4匹が限界かなあと個人的に思っています。(もかk 2020-05-02 (土) 12:04:36)
生息地域により産卵サイズが小卵型から大卵型までおり、繁殖が易しいかは個体群による。
主に小河川や池沼個体に見られる大卵型であればミナミヌマエビ等のように稚エビ状態で孵化するので容易だが、大河川の個体に見られる様な小卵型の場合はゾエアの(汽水?)管理が必要になる。
この差についての知見はあまり見当たらず実際に抱卵するまで見分けも困難だが、大卵型は閉鎖環境に適応している為かあまり大きくならない個体が多い?
あと、個体差はあるが基本的に肉食(捕食)性はかなり高く、メダカ程度であれば自分と同程度のサイズまで余裕で踊り食いにするので小型種との混泳は推奨しない。
特に弱っていない相手でも、夜間に休んでいる個体を臭いを頼りに執拗に追い続けて弱らせ捕食してしまう。。。
また、どうやら塩分耐性があるらしく、経験上少なくとも1.016~7以下程度の比重であれば特に異常なく飼育可能な様です。
(それ以上の塩分濃度は未確認。汽水魚や低比重飼育可能な海水魚との混泳が可能?)(名無しさん 2025-02-22 (土) 05:30:04)
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
ザリガニのエサをあげてます。(名無しさん 2018-06-23 (土) 13:48:04)