現在位置 : トップページ生体図鑑熱帯魚図鑑淡水魚図鑑 > エメラルドグリーン・ブロキス

エメラルドグリーン・ブロキス  

(コリドラス・ブロキス)

名前の通り、成熟すると光を反射してエメラルドグリーンに見える。体高が高く、ロングノーズで、ひげが長い。底床の色によって体色が大胆に変わる。
コリドラス属とするか、ブロキス属とするか、諸説入り乱れましたが、結局コリドラス属になったようです。

小型のコリドラスと違って最大で12cmと大きく成長するので、成魚になった時のことを考えて導入したい。

なんでもよく食べるがイトミミズや赤虫をあげた時の喜ぶさまは見ていて楽しい。なんといっても可愛らしい仕草と、とぼけているような顔に癒される。底床の掃除屋としての一面もあるが、実は大食漢で専用の餌をあげるのが望ましい。


Photo  

エメラルドグリーン・ブロキス
 

71.jpg
写真提供:こりたんさん[編集]

image.jpeg
写真提供:ひでりん[編集]

画像をここにアップロード
写真提供:[編集]

写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Corydoras splendens (Castelnau, 1855)、もしくはBrochis splendens(Castelnau, 1855)
英名Common Brochis、Emerald Catfish、Emerald Aeneus Cories、Emerald Green Cories、Emerald Green Cory、Sailfin Brochis
分類ナマズ目、カリクティス科、コリドラス属
通称ブロキス・スプレンデンス、エメラルドグリーン・コリドラス、エメラルドグリーン・ブロキス、コリドラス・エメラルドグリーン・ブロキス
分布ブラジル、ペルー、エクアドル
最大体長12cm
寿命10〜12年
人工飼料冷凍飼料活餌。沈下性のキャットやコリタブが向いている。イトミミズ赤虫も好物。何でもよく食べる。
適性な水質温度22〜28℃
PH6.0〜8.0
硬度軟水〜中程度の硬水:6〜15°d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度難しい。
繁殖の容易なコリドラスもいるが、本種は難しい部類。
水槽内での繁殖のためには十分に成熟したオスメスのペアを落ち着いた別水槽に移すのがベスト。オスメスの性差が殆ど無いため、複数匹を何度か入れ替えてテストすると良い。うまくいくと1週間程度で産卵をする。参考までに産卵に成功した水質は、温度24℃と比較的低温で、PH6.5と弱酸性。
150個程度の黄色い卵を、水槽のガラス面や幅の広い水草の上に産み付ける。上手くペアを作るのた大変だが、成功すれば1ヶ月程度で次々に産卵するようになる。
子供を増やす場合はカッターやカミソリ等で卵を回収しよう。受精卵の場合はブラウンに変色するが、未受精卵は白く変色し腐って水質を悪化させるため丁寧に取り出そう。
孵化まで4~5程度かかる。2日ほどはヨークサックで成長する。自由遊泳するようになるとブラインシュリンプを受け付けるようになる。2週間も経つと細かく砕いたイトミミズを食べられるようになる。こうなったら親と同じ餌でも問題なく飼育できるようになる。
オスメスの見分け方オスシャープでスリムな体型
メス上から見ると腹部がふっくらとしている
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点大人しいので多くの魚と混泳できる。また臆病でなので隠れ家を多めに作ってあげよう。繁殖を狙うなら卵は隔離する必要がある。
気をつけたい病気カラムナリス症?エロモナス症?
推奨されるアクセサリなど底床を口でさらうようにエサを探すので細かな砂状の底床が望ましい。臆病なので隠れ家となる土管?がお奨め。ほかにも隠れられる大きな流木水草など。また適度な水流を好むので、水流を生むような水中ポンプろ過器?
避けたほうがよいもの角のある底床、硬度を上げるサンゴ砂?
60cm水槽での適正な飼育数*19匹

特徴・飼育上の注意  

特に水質に関して特質するような点はない。エサも何でも食べ、底床をもごもごとする姿はナマズの仲間というのも頷ける。
注意点があるとすれば大食漢で底床に体をつけて生息するため水換えの時にしっかりと底床を掃除してあげよう。汚れた環境だとヒレや自慢のヒゲが溶けてしまうこともある。
小型のコリドラスと違って最大で12cmと大きく成長するので、成魚になった時のことを考えて導入したい。

産卵は難しい。
繁殖の容易なコリドラスもいるが、本種は難しい部類。
水槽内での繁殖のためには十分に成熟したオスメスのペアを落ち着いた別水槽に移すのがベスト。オスメスの性差が殆ど無いため、複数匹を何度か入れ替えてテストすると良い。うまくいくと1週間程度で産卵をする。参考までに産卵に成功した水質は、温度24℃と比較的低温で、PH6.5と弱酸性。
150個程度の黄色い卵を、水槽のガラス面や幅の広い水草の上に産み付ける。
子供を増やす場合はカッターやカミソリ等で卵を回収しよう。受精卵の場合はブラウンに変色するが、未受精卵は白く変色し腐って水質を悪化させるため丁寧に取り出そう。
孵化まで4~5程度かかる。2日ほどはヨークサックで成長する。自由遊泳するようになるとブラインシュリンプを受け付けるようになる。2週間も経つと細かく砕いたイトミミズを食べられるようになる。こうなったら親と同じ餌でも問題なく飼育できるようになる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

大きくなります
かなり大きくなります。ショップで泳いでいる小さいままではありません。
しかしぼってりとして底床で休んでる姿は癒やされますよ。 (名無しさん 2013-10-24 (木) 12:30:10

綺麗で可愛いです!
光に当たるとまさにエメラルドグリーン!!
飼っ良かったです!!コッピー&青コリと仲良く暮らしてます。(名無しさん 2014-12-16 (火) 21:10:12


このレビューが参考になった…投票 8 

お名前:


*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています