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シマドジョウ
ドジョウの仲間で日本の固有種。
比較的水の清廉な流れの緩やかな上中流域の川、特に砂地に生息する。
全体的には黄土色で、名前の示す通り、縦に黒いシマシマ模様が入る。
体側のラインはスポット状のもの、繋がったものがいる。ドジョウと同じく模様に個体差が大きい。
ドジョウはヒゲが10本だが、本種は6本。
目の下には先端が二又になった棘がある。
ドジョウと比べて綺麗で、残存酸素量の多い水を好む。
アースイーターで砂を食むので、細かな砂のレイアウトが最適。
細かな砂はそのまま隠れ家にもなる。
餌食いは良く、水換えさえサボらなければ飼育は容易。
Photo
写真提供:吉田観賞魚販売 普通のドジョウとはひと味違う!
模様が入っていますよ♪[編集]
写真提供:吉田観賞魚販売 普通のドジョウに飽きたらコチラ![編集]
写真提供:吉田観賞魚販売 好き好んで、生き埋めです。[編集]
写真提供:楽々アクア.com シマドジョウ
水草の上で佇んでいます。[編集]
画像をここにアップロード
写真提供:[編集]
データ
学名 | Cobitis biwae (Jordan and Snyder, 1901) | |
英名 | Sand loach, Striped loach | |
分類 | コイ(Cypriniformes)目、ドジョウ(Cobitidae)科、シマドジョウ(Cobitis)属 | |
通称 | 縞泥鰌、縞鰌、カワドジョウ、ササドジョウ、スナサビ、スナメ | |
分布 | 日本 | |
最大体長 | 14cm | |
寿命 | 10年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。自然下では砂地に潜むバクテリアや昆虫を食べている。アースイーターで砂を食んで、餌を濾し取って吐き出す。赤虫、イトミミズなどの活餌のほか、ドジョウ用の人工飼料にも餌付く | |
適性な水質 | 温度 | 5~24℃ |
PH | 6.5~7.5 | |
硬度 | 非常な軟水〜軟水:1~12°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 非常に難しい 水槽内で繁殖したというデータはない。養殖場ではホルモン剤を利用している。自然下では川を上り、小川の水生植物の根や茎に卵を産み付ける。卵は2mm程度で3日ほどで孵化するとのこと。詳細は不明 | |
オスメスの見分け方 | オス | 胸ビレが大きい |
メス | 胴が太い | |
水槽内で好む高さ | 低層 | |
混泳での注意点 | 気性:攻撃的になることがある 餌と認識しない種に対しては大人しい。エビや小魚は好物なので、混泳は不可 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | 土管などの隠れ家、隠れ家となる砂上の底床、ピッタリとハマる蓋 | |
避けたほうがよいもの | ベアタンクでの飼育 | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 4匹 |
特徴・飼育上の注意
ドジョウに比べると水質の悪化には弱い。
綺麗で、残存酸素量の多い水を好む。
適度に流れがあるほうが良い。
土管や田砂など、隠れ家を用意してやると状態よく飼育できる。
水面に呼吸しに来るが、その際に飛び出すことがある。餌用のスリットや壁掛けフィルターと蓋の隙間からでも脱走するため、ピッタリとハマる蓋が必要。
万が一脱走して乾燥していても、しばらく水につけておけば復活することがある。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
17センチ水槽での飼育は可能ですか?(名無しさん 2023-03-21 (火) 20:19:49)