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ミクロラスボラ・ルベスケンス
ミャンマー・インレー湖原産のラスボラ。
別名ピンクラスボラとあるように幼魚の時はピンク色をしている。成長すると赤みを差してきて、オレンジっぽい色になり、全体の印象としては調子の良い時のヒメダカにそっくりになる。
生息地であるインレー湖は閉ざされた湖で、多くの固有種が報告されている特殊な湖。
水質も独特で多少硬度の高い、中性~弱アルカリよりの水質が適正になる。標高が900mにあり、夏場の水温もせいぜい25℃程度なので、30℃を超えるような高水温には耐えられない。
そのため、酸性でなければ飼育できない魚や水草とは合わせられない。
Photo
または、画像掲示板に魚の名前と共にUPしていただければ分類、掲載します
データ
学名 | Microrasbora rubescenns (Annandale, 1918) | |
英名 | Red Dwarf 'Rasbora' | |
分類 | コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ミクロラスボラ(Microrasbora)属 | |
通称 | ピンクラスボラ | |
分布 | ミャンマー・インレー湖 | |
最大体長 | 3.8cm | |
寿命 | 3~5年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。なんでもよく食べる。 | |
適性な水質 | 温度 | 21~25℃ |
PH | 7.0~8.0 | |
硬度 | 軟水~非常な硬水:10~25 °d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | やさしい 繁殖も容易でモスを敷き詰めておくと自然に増えることも多い。 | |
オスメスの見分け方 | オス | オスのほうがカラフルで、スリムな体型をしている。 |
メス | - | |
水槽内で好む高さ | 上層~中層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 臆病なため同種での混泳推奨。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | クーラーやファン、背の高い水草など隠れ家 | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 43匹 |
特徴・飼育上の注意
生息地であるインレー湖は閉ざされた湖で、多くの固有種が報告されている特殊な湖。
水質も独特で多少硬度の高い、中性~弱アルカリよりの水質が適正になる。標高が900mにあり、夏場の水温もせいぜい25℃程度なので、30℃を超えるような高水温には耐えられない。
そのため、酸性でなければ飼育できない魚や水草とは合わせられない。
また水流も嫌うので、ろ過装置にも工夫が必要。
とても臆病なので水草を密生させて隠れ家を作ると良い。
水質に関しては多少手が掛かるが餌食いは良く、飼育は難しくない。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています