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#author("2019-06-07T02:32:53+09:00;2019-04-28T17:04:07+09:00","","")
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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > デブラック・ゴースト};
*ブラック・ゴースト [#x05648ce]
黒い幽霊というものものしい名前が付いているが、子どもがおどけて黒い布をかぶって「お化けだぞ〜!」と脅かす様子を想像する方がしっくり来る。
真っ黒な体色で特徴的なヒレを海蛇のようにうねうねとくねらせて、上下左右ところ狭しと縦横無尽に泳ぎ回る。他の熱帯魚とは一線を画す生き物の面白さを実感させてくれる魚だ。
目が退化し微弱な電流を流して獲物を捉える。極弱い電流なので人間や混泳相手に悪影響を及ぼすようなことはない。
夜行性で日中は土管などに隠れて過ごすが、夜中は非常に活発に動く。夜眠る臆病なタイプの魚には強いストレスになるだろう。そのため混泳相手は選ぶ必要がある。
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**Photo [#g1f46db2]
#ref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,,ブラック・ゴースト)
#br
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**データ [#q029cc3c]
|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Apteronotus albifrons (Linnaeus, 1766) |
|>|英名|Black Ghost Knife Fish、Black Ghost、Black Ghost Knife、Ghost Knife、Ghost Ray、Black Knifefish|
|>|分類|デンキウナギ目、デンキウナギ科(エレクトロフォルス科)、デンキウナギ属|
|>|通称|ブラック・ゴースト|
|>|分布|南米:ベネズエラ、パラグアイ、ペルー|
|>|最大体長|40〜50cm|
|>|寿命|8〜10年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]慣れれば何でも食べる。[[赤虫]]が好物。|
|適性な水質|温度|23〜28℃|
|~|PH|6.0〜8.0|
|~|硬度|非常な軟水〜軟水:5〜10 °d|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|−(データなし)混泳が推奨されないとあって、繁殖はあまり聞かないが、養殖個体が多く流通しているので方法さえわかれば容易と思われる。|
|オスメスの見分け方|オス|−(データなし)|
|~|メス|−(データなし)|
|>|水槽内で好む高さ|底層|
|>|混泳での注意点|同種では殺しあうほどの喧嘩をする。小型魚は食べられてしまう。エビは捕食する場合もあるが、混泳は可能。中型魚以上のものなら混泳できる。|
|>|気をつけたい病気|−|
|>|推奨されるアクセサリなど|隠れ家となる大きな土管や植木鉢など|
|>|避けたほうがよいもの|−|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|1匹|
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**特徴・飼育上の注意 [#db702d9e]
慣れれば水質への適応範囲は広いが、最大で50cmと大きく成長し、見かけによらず大食漢なので水を汚す。汚れた水だと体調が急変し死んでしまうことがあるので、水換えで対応するしかなくなる。そのためある程度の水量が欲しいので、最低でも[[60cm規格水槽]]。理想は[[90cm規格水槽]]を用意したい。
水質の急変と、悪化には注意して飼育しよう。
混泳が推奨されないとあって、繁殖はあまり聞かないが、養殖個体が多く流通しているので方法さえわかれば容易と思われる。
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**飼育者の声 [#ub935031]
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
#style(class=comment){{
''''
エンゼルやネオンテトラなどとは、混泳可能ですか? (''名無しさん'' &new{2012-11-27 (火) 19:34:57};)
}}
#style(class=comment){{
''混泳について''
ネオンテトラは小さいので捕食されてしまいます。
エンゼルはゆったりと泳ぐため、綺麗なヒレを傷つけられる恐れがあります。そのため2種とも混泳はお勧めできません。(小型の時は混泳して、大きくなったら別水槽に移すなら可能です。)
それほどブラック・ゴーストは大きくなり、所狭しと泳ぎまわります。個体によってはプレコなどの鱗の硬い生体でも攻撃して殺してしまったという報告もあります。そのため混泳するなら40cm前後まで成長して、遊泳力のある生体がお勧めです。
YouTubeにブラック・ゴーストの動画がUPされているので1度ご覧ください。 (''OXY'' &new{2012-11-29 (木) 01:28:52};)
}}
#style(class=comment){{
''体色について''
雰囲気のいい写真を撮ろうとブラックライトを使用したところ、目や白い部分が赤っぽくなりました。それと、水質が悪化し、茶色っぽい水のままにしておくと白い部分が茶色っぽくなってしまいました。綺麗な白を保ちたい場合は、そこら辺にも気を使われるといいと思います。
土管のようなものを棲みかにさせると、体の特徴上どうしても上の部分が白くなってしまうようです。ただ、それが病気である可能性もあるので、その症状が発生したらしばらく変化がないかよく見守ってあげてください。
飼育の手助けになれば幸いです。
(''名無しさん'' &new{2013-01-20 (日) 01:08:04};)
}}
#style(class=comment){{
''あの…エビは食べるとありますが''
死んでいるなら別ですが…ミナミヌマエビなどが襲われるという事はありません。(よほどお腹を空かせていたら別なのかもしれませんが…)
当方、同夜行性のトーキングキャットとミナミヌマエビを混泳させています。
ブラックゴーストが襲いかかるのは昼行性の魚のみです。このため魚食性の高い肉食魚であり甲殻類に対する嗜好性は驚くほど低いと考えられます。(当初は活餌と考えて投入しましたが完全に無意味でした)
エビとの混泳は可能と判断して良いかと思います。(''名無しさん'' &new{2015-03-01 (日) 07:33:39};)
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RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[23]);
}}
#style(class=comment){{
''修正しました''
情報ありがとうございます。エビの項目修正しました。(''管理人'' &new{2015-03-01 (日) 09:16:00};)
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RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[1]);
}}
#style(class=comment){{
''修正ありがとうございます''
ついでですが、混泳魚の条件などをいくつか挙げておきます。参考になれば。
〜混泳魚について〜
基本的に同夜行性の魚や嗜好性が低い甲殻類などを使い、昼行性の魚は活餌のみ入れる感じが良いと思います。貝類はよくわかりません…私は水槽に貝を入れるのが嫌いなので検証していません。もしかしたらいけるかも?
一番使い勝手良いのは夜行性の中型ナマズなどですが、夜行性でもプレコは除外したほうが無難です。
理由はプラックゴースト自体が鱗を持たない魚であるために、吸い付き系の魚が間違って吸い付くと大怪我をしてしまう可能性があります。
いくつか条件を絞り込むとブラックゴーストと混泳可能な魚が見えてくると思います。
〜飼育の注意点〜
ある程度アクアリウムのお約束を守るならばわりと雑に飼っても大丈夫なくらい強い種ですが、一点だけプレコの注意点でも挙げた鰓を持たないという所が一番の弱点になります。
水温の急変に弱く白点やコショウが付きやすい体の構造になってます。
試してないのですがもしかすると水質の急変にも弱いかもしれません。
温度一定に保てるなら温度は20度切ってもあまり影響なさそうです。(サーモの設定ミスで1月ほど18度で過ごさせてしまった事がありますが問題は無かったです)
ただし白点などに弱い関係上、ヒーター温度はわりと上げておいたほうが安牌だとは思います(とくに活餌を使う場合の持ち込み対策として)
気づいた所はこんな感じですかね。
繁殖方法などがわかれば良いのですが…同種間の争いのリスクを背負ってまで繁殖に踏み切る事ができません。申し訳ない。繁殖期だけ放り込むというのも考えましたが一体いつなのかもわからないという状況で、当然の事ながら繁殖期を示すような体色の変化などは今のところ見つけられておりません。(''名無しさん'' &new{2015-03-20 (金) 23:29:16};)
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}}
#style(class=comment){{
''所感''
何年か飼ってみるとわかりますが、水温を高目にして餌を食べるだけ与えでも、あまり体長は成長しません。
10cm程度の状態で飼い始めれば、60cm水槽でサイズ的には全く問題無いでしょう。
クラウンローチ等と同じで水槽サイズが成長に与える影響が大きいようです。
60cmで5年程度飼っている個体が15cm程度、90cm水槽で7年程飼った個体は20cm程度で落ち着きました。
大きいブラックゴーストが飼いたいなら売られている段階で大きい物を探すのが確実だと思います。
・餌付けは容易な部類で、導入後に落ち着けばすぐにひかりクレストキャット等に餌付く。
ある程度のレベルの嗅覚があるようで、水槽に入れて時間が経ち臭いが抜けた人工飼料はスルーする傾向にある。
・割合は不明だがエビの捕食を積極的に行う個体も存在する。
・人に慣れ易い傾向にある。単独飼育をしていると底面に横たわって寝ている事もしばしば。
・混泳魚の候補はサイズを合わせた上層魚も相性が良い。ハイドロシナスガー等。低層魚はオキシドラスとお互いに無関心でやっていた。
・10年程前のアクアライフかフィッシュマガジンに水槽内繁殖のレポートが載っていた。(''名無しさん'' &new{2016-10-15 (土) 02:05:13};)
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#style(class=comment){{
コリドラスジュリーを混泳させました。ブラックゴースト自体の個体はそれほど大きいものではありませんでしたが、目を食べられてしまいました。噂で聞いていたので少し心配していましたが、案の定やられてしまいました。(''名無しさん'' &new{2018-06-02 (土) 03:08:04};)
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#style(class=comment){{
食性は個体差があるようです。
キャット、メダカ等の小魚の場合ほとんどの個体が選り好みせず食すとは思うのですが、甲殻類、貝類に関しては全く見向きもしない個体もいれば、あっという間に平らげてしまう個体もいるようです。
貝類に関してはある程度のサイズと硬さがある種は食べる事は無いようですが、口に入るような小さな巻貝などはおすすめしません。
(''名無しさん'' &new{2018-09-18 (火) 15:22:17};)
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#style(class=comment){{
オトシンは全て目を食われました。ヤマトヌマエビは全滅ですね。腹を食われ死骸となってからも殻を漁っており段々愛情が冷めてきてます(''名無しさん'' &new{2019-04-28 (日) 17:03:22};)
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#style(class=comment){{
オトシンは全て目を食われました。ヤマトヌマエビは全滅ですね。腹を食われ死骸となってからも殻を漁っており段々愛情が冷めてきてます(''名無しさん'' &new{2019-04-28 (日) 17:04:06};)
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#recorder(comment,0)