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グッピーの各部名称
グッピーはオスメスで色彩や大きさが異なる。
オスは4cm程度でスリム。色彩が豊かでヒレが長く伸長する。また、尻びれの先端にゴノポジウムという生殖器がある。
特に伸長した糸状のヒレを長繊維を指すフィラメントと呼ぶ。
メスは6cm程度で腹部がふっくらとしている。色彩はオスに比べると地味。
グッピーの尾びれの種類
■デルタテール
最も一般的な尾びれのタイプ。ギリシャ文字で三角形を表すdeltaから取られた。ヒレの先端がギザギザになり高級感があるため日本の愛好家には好まれる。また黒いスポット模様が細かく、ヒレの長いものが良しとされる。ブルーグラス・グッピーなど。
■トライアングルテール
広義ではデルタタイプに属するが、綺麗な三角形になるタイプをトライアングルテールと呼ぶ。外国産グッピーに多い。モザイク・グッピーなど。
■ファンテール
デルタテールやトライアングルテールの端が丸いもの。尾びれがピンと張っていて模様が綺麗に見える。デルタテールのように尾びれの長いものが好まれる。ちなみにファンテールとは羽冠(うかん)のこと。プラチナファンテール・グッピー?など。
■スワローテール
尾びれの条がランダムでぎざぎざになる。オスのスワローテールはゴノポジウムが伸長して生殖能力が無い。そのためスワローの遺伝子を残すしつつ、累代させるのが難しく高価。
■ダブルソードテール
尾びれの上下の条が長く伸びる。
■トップソードテール
尾びれの上の条が長く伸びる。
■ボトムソードテール
尾びれの下の条が長く伸びる。
■ラウンドテール
尾びれの先端が丸くなる。このタイプは尾びれが長いものより、短くて綺麗な円になったものが好まれる。
■ピンテール
トップソードテールから変形したもの、ダブルソードテールから変形したものなど、いくつかの亜種が知られている。
■スピアテール
尾びれの中央部が伸長して矢尻のような形になる。本種はトライアングルテールやラウンドテールから変形したもので、ピンテールとは異なる。