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#author("2024-04-08T20:13:28+09:00;2020-06-20T10:31:51+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > ブラックファントム・テトラ}; *ブラックファントム・テトラ [#mb81b1de] コロンビアのオリノコ川流域に生息する小型テトラ。 銀色の体型にブラックの背ビレと尻ビレが上下に長く伸長する。ヒレのあたりにも黒い模様が入る。 メスは若干レッドになる。 [[レッドファントム・テトラ]]と名前も似ているが、特徴もよく似ている。 明るくカラフルなことが多い熱帯魚の中で黒く落ち着いた体色は逆に希少で、落ち着いた雰囲気の水槽を演出するにはもってこい。 フィンスプレディングによって美しいヒレが見られるので、できればまとまった数で飼育したい。 本種のほうが飼育・繁殖共に容易。一般的な弱酸性の環境で問題なく飼育できる。 ---- **Photo [#j4d27949] #ref(image_1.jpg,zoom,,ブラックファントム・テトラ) #br #style(class=seitai){{ &attachref(image.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){雄と雌のブラックファントムテトラ}; &attachref(image_0.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2); &attachref(image_2_0.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(image_2.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(image_3.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(773.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){[[吉田観賞魚販売:http://yoshidaff.blog35.fc2.com/]]}; &attachref(19EF7922-EE7C-43AA-92EC-854C4886B4B0.jpeg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。 RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。 ---- **データ [#m9409719] |LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|学名|Hyphessobrycon megalopterus (Eigenmann, 1915)| |>|英名|Black phantom tetra| |>|分類|カラシン(Characiformes)目 、カラシン(Characidae)科、ハイフェソブリコン(Hyphessobrycon)属| |>|通称|ブラックファントム・テトラ| |>|分布|オリノコ川流域、コロンビア| |>|最大体長|4cm| |>|寿命|3〜5年| |>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]選ばずなんでもよく食べます。| |適性な水質|温度|22〜28℃| |~|PH|6.0〜7.5| |~|硬度|硬水:10〜18 °d| |>|飼育難易度|普通| |>|繁殖難易度|普通。意図的にPHを下げ(ピートなどを使うといいだろう)、薄暗い状態をつくることによって産卵を誘発することが出来る。稚魚が小型なため確実に増やすなら成熟した数ペアを別水槽に隔離して産卵させよう。卵は粘着性は無く、非常に小さいものを水槽の底にばらまくように産むタイプです。一日で孵化するので卵を生んだらすぐに親と隔離したほうがいいだろう。稚魚は[[ヨークサック]]で数日間成長する。[[ヨークサック]]を使い切ると遊泳するようになるので、その時点でエサやりを開始する。他の小型カラシンと違い[[ブラインシュリンプ]]もすぐに食べられる。生存率をあげるには多めにあげるといいが、水も早く汚れるため少量をこまめに水替えする必要がある。次第に細かな人工飼料へとエサをシフトしていく。2cmを超えれば完全に親と同じ体型になります。| |オスメスの見分け方|オス|背ビレや尾ビレが伸長する| |~|メス|胸ビレや尻ビレが赤くなる| |>|水槽内で好む高さ|中層| |>|混泳での注意点|同種同士では多少追い回しがあるが水草で隠れ家を作れば問題ない。臆病な性質があるのである程度まとまった数で飼うと状態よく育つ。| |>|気をつけたい病気|[[カラムナリス症]]、[[白点病]]| |>|推奨されるアクセサリなど|隠れ家を作るための水草など。驚いて飛び出すことがあるので蓋が欲しい。| |>|避けたほうがよいもの|−| |>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|33匹| ---- **特徴・飼育上の注意 [#ma2049f6] 一般的な弱酸性の水で飼育すれば問題ない。 ---- **飼育者の声 [#sfbd1a81] ■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #style(class=comment){{ ''地味だが美しい魚'' (''名無しさん'' &new{2014-10-17 (金) 19:16:47};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[35]); }} #style(class=comment){{ ''ブラックファントムを飼ってみて'' 熱帯魚初心者です 最初の頃は病気にかからないか心配でしたが、今のところは何事もなく健やかに暮らしてます( ´ ▽ ` ) 飼って1ヶ月半ぐらいですがとてもシックで綺麗な黒色になっています。 混泳についてはおとなしい魚であれば大丈夫だと思います。 私の水槽では ブラックファントムx5 ゴールデンハニーグラミーx2 コリドラスx3 45センチの水槽でゆっくりとしています。 (''名'' &new{2014-10-17 (金) 19:37:34};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[11]); }} #style(class=comment){{ ''一番丈夫'' 小型水槽の飼育で、完成するまでの期間で一番病気にもならず丈夫でした。 白点病が流行ってしまった期間も、ブラックファントムテトラだけは病気にかからず、体は投入当初の1.5倍ほどの立派な体とヒレに。 現在は小型水槽に ブラックファントムテトラ×5 チャイナバタフライプレコ×2 トランスルーセントグラスキャット×1(病気にて1匹に) クーンローチ×5 バルーンラミレジィ×1 ヤマトヌマエビ×5 の水草水槽。 半年この状態で何もなく平和。 過去にベタと混泳していた期間もありましたが、ベタに襲われることはありませんでした。 ベタの性格にもよるのだろうけど。(''小型水槽'' &new{2015-07-24 (金) 02:09:59};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[13]); }} #style(class=comment){{ ''産卵'' 30の産卵用水槽にお腹の大きなメスと大きめのオスを入れて、水槽にはピートモスをお茶パックに入れ浮かせます。また、ウィローモスなどのモジャモジャの水草を底面に設置します。一晩経てばばら撒くように卵が生まれており、1日後に孵化しました。(''名無しさん'' &new{2015-12-09 (水) 22:59:14};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[13]); }} #style(class=comment){{ オス、メス、の見分け方が違いますよ?オスは灰色から黒で背鰭や尾鰭が伸長する。メスが胸鰭や尻鰭が赤くなるです。(''うさぎ'' &new{2019-12-10 (火) 06:02:18};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][14]); }} #recorder(comment,0)
#author("2024-04-08T20:13:28+09:00;2020-06-20T10:31:51+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > ブラックファントム・テトラ}; *ブラックファントム・テトラ [#mb81b1de] コロンビアのオリノコ川流域に生息する小型テトラ。 銀色の体型にブラックの背ビレと尻ビレが上下に長く伸長する。ヒレのあたりにも黒い模様が入る。 メスは若干レッドになる。 [[レッドファントム・テトラ]]と名前も似ているが、特徴もよく似ている。 明るくカラフルなことが多い熱帯魚の中で黒く落ち着いた体色は逆に希少で、落ち着いた雰囲気の水槽を演出するにはもってこい。 フィンスプレディングによって美しいヒレが見られるので、できればまとまった数で飼育したい。 本種のほうが飼育・繁殖共に容易。一般的な弱酸性の環境で問題なく飼育できる。 ---- **Photo [#j4d27949] #ref(image_1.jpg,zoom,,ブラックファントム・テトラ) #br #style(class=seitai){{ &attachref(image.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){雄と雌のブラックファントムテトラ}; &attachref(image_0.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2)
; &attachref(image_2_0.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(image_2.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(image_3.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(773.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){[[吉田観賞魚販売:http://yoshidaff.blog35.fc2.com/]]}; &attachref(19EF7922-EE7C-43AA-92EC-854C4886B4B0.jpeg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。 RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。 ---- **データ [#m9409719] |LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|学名|Hyphessobrycon megalopterus (Eigenmann, 1915)| |>|英名|Black phantom tetra| |>|分類|カラシン(Characiformes)目 、カラシン(Characidae)科、ハイフェソブリコン(Hyphessobrycon)属| |>|通称|ブラックファントム・テトラ| |>|分布|オリノコ川流域、コロンビア| |>|最大体長|4cm| |>|寿命|3〜5年| |>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]選ばずなんでもよく食べます。| |適性な水質|温度|22〜28℃| |~|PH|6.0〜7.5| |~|硬度|硬水:10〜18 °d| |>|飼育難易度|普通| |>|繁殖難易度|普通。意図的にPHを下げ(ピートなどを使うといいだろう)、薄暗い状態をつくることによって産卵を誘発することが出来る。稚魚が小型なため確実に増やすなら成熟した数ペアを別水槽に隔離して産卵させよう。卵は粘着性は無く、非常に小さいものを水槽の底にばらまくように産むタイプです。一日で孵化するので卵を生んだらすぐに親と隔離したほうがいいだろう。稚魚は[[ヨークサック]]で数日間成長する。[[ヨークサック]]を使い切ると遊泳するようになるので、その時点でエサやりを開始する。他の小型カラシンと違い[[ブラインシュリンプ]]もすぐに食べられる。生存率をあげるには多めにあげるといいが、水も早く汚れるため少量をこまめに水替えする必要がある。次第に細かな人工飼料へとエサをシフトしていく。2cmを超えれば完全に親と同じ体型になります。| |オスメスの見分け方|オス|背ビレや尾ビレが伸長する| |~|メス|胸ビレや尻ビレが赤くなる| |>|水槽内で好む高さ|中層| |>|混泳での注意点|同種同士では多少追い回しがあるが水草で隠れ家を作れば問題ない。臆病な性質があるのである程度まとまった数で飼うと状態よく育つ。| |>|気をつけたい病気|[[カラムナリス症]]、[[白点病]]| |>|推奨されるアクセサリなど|隠れ家を作るための水草など。驚いて飛び出すことがあるので蓋が欲しい。| |>|避けたほうがよいもの|−| |>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|33匹| ---- **特徴・飼育上の注意 [#ma2049f6] 一般的な弱酸性の水で飼育すれば問題ない。 ---- **飼育者の声 [#sfbd1a81] ■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #style(class=comment){{ ''地味だが美しい魚'' (''名無しさん'' &new{2014-10-17 (金) 19:16:47};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[35]); }} #style(class=comment){{ ''ブラックファントムを飼ってみて'' 熱帯魚初心者です 最初の頃は病気にかからないか心配でしたが、今のところは何事もなく健やかに暮らしてます( ´ ▽ ` ) 飼って1ヶ月半ぐらいですがとてもシックで綺麗な黒色になっています。 混泳についてはおとなしい魚であれば大丈夫だと思います。 私の水槽では ブラックファントムx5 ゴールデンハニーグラミーx2 コリドラスx3 45センチの水槽でゆっくりとしています。 (''名'' &new{2014-10-17 (金) 19:37:34};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[11]); }} #style(class=comment){{ ''一番丈夫'' 小型水槽の飼育で、完成するまでの期間で一番病気にもならず丈夫でした。 白点病が流行ってしまった期間も、ブラックファントムテトラだけは病気にかからず、体は投入当初の1.5倍ほどの立派な体とヒレに。 現在は小型水槽に ブラックファントムテトラ×5 チャイナバタフライプレコ×2 トランスルーセントグラスキャット×1(病気にて1匹に) クーンローチ×5 バルーンラミレジィ×1 ヤマトヌマエビ×5 の水草水槽。 半年この状態で何もなく平和。 過去にベタと混泳していた期間もありましたが、ベタに襲われることはありませんでした。 ベタの性格にもよるのだろうけど。(''小型水槽'' &new{2015-07-24 (金) 02:09:59};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[13]); }} #style(class=comment){{ ''産卵'' 30の産卵用水槽にお腹の大きなメスと大きめのオスを入れて、水槽にはピートモスをお茶パックに入れ浮かせます。また、ウィローモスなどのモジャモジャの水草を底面に設置します。一晩経てばばら撒くように卵が生まれており、1日後に孵化しました。(''名無しさん'' &new{2015-12-09 (水) 22:59:14};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[13]); }} #style(class=comment){{ オス、メス、の見分け方が違いますよ?オスは灰色から黒で背鰭や尾鰭が伸長する。メスが胸鰭や尻鰭が赤くなるです。(''うさぎ'' &new{2019-12-10 (火) 06:02:18};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][14]); }} #recorder(comment,0)
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