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<p> <span class="plugin" contenteditable="false" style="cursor:default">&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[アクアリウム辞典・用語集]] > 藍藻};</span></p> <h2 id="g630228b">藍藻(らんそう)</h2> <p> 藻と名前が付いているが植物ではなく、シアノバクテリア(藍色細菌)と呼ばれる細菌の総称。</p> <p> 深緑色のドロリとした見た目をしており、水草に絡みつくと光合成の妨げになり枯れてしまう。またカビ臭い悪臭を放つ。底床で増えると通水性が損なわれるため有害物質が発生しやすくなる。一口に藍藻と言っても種類があり、赤や紫、茶色や、黒っぽいものも存在する。<br /> 以上の点から観賞価値を損なうものとしてアクアリストからは嫌われている。</p> <p> 富栄養化とアルカリ性の水質で発生しやすいとされているが、基本的にどんな水質でも生息は可能。</p> <hr class="full_hr" /> <h3 id="qa92878c">藍藻の除去方法。</h3> <p> 藍藻は地球上のあらゆる場所に存在し、おおよそ生物が生息できないと思われる環境でも生存が可能で、1度発生すると根絶するのは非常に困難。</p> <h4 id="r904f2d1">藍藻を除去する</h4> <p> 藍藻はコロニーのように集団で増えるため、水換え時に吸い出しやすい。水草に絡みついた場合は思い切ってトリミングを行い、流木や石組みなどに付着した場合は1度取り出してハイター等で殺菌するのが最も効果的。</p> <h4 id="m6558629">光を遮る</h4> <p> 藍藻は光合成を行って増殖すため光を完全に遮ると死滅する。少しの光でも光合成を行うため、水槽をすっぽりと覆うように遮光すると良い。しかし藍藻が死滅するほど光を遮った場合水草や生体にも悪影響が出る可能性がある。</p> <h4 id="y63a91d7">木酢液や過酸化水素水を吹き付ける</h4> <p> 藍藻を除去したつもりでも、細かなものは残っている可能性があるため、除去した場所にスポイトや注射液で木酢液や過酸化水素水を吹き付けて殺菌する。増殖してヘドロ状になったものを死滅させるほど添加すると生体にも影響が出るため、あくまで除去との併用に留める。</p> <h4 id="s5fe9def">薬剤を用いる</h4> <p> 市販されている藍藻を死滅させる薬剤を用いる。魚や水草には悪影響が少ないと謳っている製品もあるが、効果が上がるほど添加すると調子を崩すことが多い。そのため段階的に増やして様子を見る必要がある。</p> <h4 id="f929b4f9">リセットする</h4> <p> これが最も確実な方法。水槽やレイアウトを一旦丸洗いして、ハイター等で殺菌する。その後流水でよく洗って天日干しを行う。シアノバクテリアは乾燥にも強く、少量でも残っていると再び増殖するためハイターを使用して確実に殺菌するのが好ましい。<br /> ハイターで殺菌した場合、ソイルは再利用できない。プレコなど流木を食べる種がいる場合は流木の再利用も避けたほうが無難。</p> <hr class="full_hr" /> <h3 id="qcbe43c7">関連リンク</h3> <p> <a href="黒ひげゴケ">黒ひげゴケ</a></p>
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<p> <span class="plugin" contenteditable="false" style="cursor:default">&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[アクアリウム辞典・用語集]] > 藍藻};</span></p> <h2 id="g630228b">藍藻(らんそう)</h2> <p> 藻と名前が付いているが植物ではなく、シアノバクテリア(藍色細菌)と呼ばれる細菌の総称。</p> <p> 深緑色のドロリとした見た目をしており、水草に絡みつくと光合成の妨げになり枯れてしまう。またカビ臭い悪臭を放つ。底床で増えると通水性が損なわれるため有害物質が発生しやすくなる。一口に藍藻と言っても種類があり、赤や紫、茶色や、黒っぽいものも存在する。<br /> 以上の点から観賞価値を損なうものとしてアクアリストからは嫌われている。</p> <p> 富栄養化とアルカリ性の水質で発生しやすいとされているが、基本的にどんな水質でも生息は可能。</p> <hr class="full_hr" /> <h3 id="qa92878c">藍藻の除去方法。</h3> <p> 藍藻は地球上のあらゆる場所に存在し、おおよそ生物が生息できないと思われる環境でも生存が可能で、1度発生すると根絶するのは非常に困難。</p> <h4 id="r904f2d1">藍藻を除去する</h4> <p> 藍藻はコロニーのように集団で増えるため、水換え時に吸い出しやすい。水草に絡みついた場合は思い切ってトリミングを行い、流木や石組みなどに付着した場合は1度取り出してハイター等で殺菌するのが最も効果的。</p> <h4 id="m6558629">光を遮る</h4> <p> 藍藻は光合成を行って増殖すため光を完全に遮ると死滅する。少しの光でも光合成を行うため、水槽をすっぽりと覆うように遮光すると良い。しかし藍藻が死滅するほど光を遮った場合水草や生体にも悪影響が出る可能性がある。</p> <h4 id="y63a91d7">木酢液や過酸化水素水を吹き付ける</h4> <p> 藍藻を除去したつもりでも、細かなものは残っている可能性があるため、除去した場所にスポイトや注射液で木酢液や過酸化水素水を吹き付けて殺菌する。増殖してヘドロ状になったものを死滅させるほど添加すると生体にも影響が出るため、あくまで除去との併用に留める。</p> <h4 id="s5fe9def">薬剤を用いる</h4> <p> 市販されている藍藻を死滅させる薬剤を用いる。魚や水草には悪影響が少ないと謳っている製品もあるが、効果が上がるほど添加すると調子を崩すことが多い。そのため段階的に増やして様子を見る必要がある。</p> <h4 id="f929b4f9">リセットする</h4> <p> これが最も確実な方法。水槽やレイアウトを一旦丸洗いして、ハイター等で殺菌する。その後流水でよく洗って天日干しを行う。シアノバクテリアは乾燥にも強く、少量でも残っていると再び増殖するためハイターを使用して確実に殺菌するのが好ましい。<br /> ハイターで殺菌した場合、ソイルは再利用できない。プレコなど流木を食べる種がいる場合は流木の再利用も避けたほうが無難。</p> <hr class="full_hr" /> <h3 id="qcbe43c7">関連リンク</h3> <p> <a href="黒ひげゴケ">黒ひげゴケ</a></p>
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