#author("2020-06-16T20:25:35+09:00","","")
&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > ペンギン・テトラ};

*ペンギン・テトラ [#o57f9d60]

アマゾン川流域のアラグアイア川などに生息する小型カラシン。
水中植物が豊富な湿地帯に生息している。

体の片側だけが黒く色付くため、ペンギン・テトラと呼ばれる。またその模様からホッケースティックと呼ばれることもある。

頭を少し上に向けて漂うように泳ぐ。落ち着いた体色で、慌ただしく泳ぎまわったりしないため、シックな大人の雰囲気を持つ水槽に向いている。
小型でまとまった数で飼うと群泳も可能で、10匹程度のまとまった数で飼育するとよい。餌も選ばず、丈夫で飼いやすいため、古くから人気の種。初心者向きの種といえる。
小型でまとまった数で飼うと群泳も可能で、10匹程度のまとまった数で飼育するとよい。
餌も選ばず、丈夫で飼いやすいため、古くから人気の種。初心者向きの種といえる。

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**Photo [#l3543203]

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**データ [#j93ca87e]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Thayeria boehlkei(weitzman, 1957)|
|>|英名|Penguin Tetra、Blackline penguinfish、Hockey Stick Tetra|
|>|分類|カラシン目、エリスリヌス科(エリュトリヌス科)、Thayeria属|
|>|分類|カラシン(Characiformes)目 、エリスリヌス科(エリュトリヌス科)(Erythrinidae)、タエリア(Thayeria)属|
|>|通称|ペンギン・テトラ、ペンギンテトラ、ホッケースティック・テトラ|
|>|分布|ペルー、ブラジル、アマゾン川|
|>|分布|アマゾン川流域・ペルー・ブラジル|
|>|最大体長|7〜8cm|
|>|寿命|3〜5年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]口が小さいので細かな浮遊性の餌が好ましい|
|適性な水質|温度|23〜27℃|
|~|PH|6.0〜8.0|
|~|硬度|非常な軟水〜硬水:5〜19 °d|
|>|飼育難易度|やさしい|
|>|繁殖難易度|難しい。小型カラシンによくあるように、産卵までは比較的容易。&br;軟水に傾けるとトリガーになる。水草などの密生した場所に産卵する。多い時には3000もの卵を産み付ける。しかし卵や稚魚が非常に小さいため、餌を継続して与えるのが困難。そのまま水草を隠れ家にするため、稚魚のピックアップも難しい。&br;そのため、まとまった数の稚魚を育てるのは困難。成功させるには[[インフゾリア]]等、餌となるバクテリアが適度に発生するような、自然に近い環境が最適。&br;もしも人工的に育てる場合には卵を別水槽に移して[[インフゾリア]]を与えると良い。稚魚は水質の悪化に弱いため、こま目な換水が必要になる。|
|オスメスの見分け方|オス|ほとんど性差はない。メスに比べるとスマート|
|~|メス|オスに比べると腹部が膨らんでる|
|>|水槽内で好む高さ|中層~上層|
|>|混泳での注意点|同種での混泳が最適。10匹程度のまとまった数で混泳させよう。中途半端な数になったり、テリトリーを主張するだけのスペースがあると小競り合いをする。一度攻撃モードに入ると、ヒレがぼろぼろになるまで攻撃することがあるので、|
|>|気をつけたい病気|−|
|>|推奨されるアクセサリなど|隠れ家を作るための水草など|
|>|避けたほうがよいもの|−|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|20匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#l3934923]

水質への適応度は非常に高い。水質の急変にさえ気をつければ酸性、アルカリ性問わず、ほとんどの環境で飼育できる。
現在ショップに入荷するほとんどは東南アジアのブリードものなので飼育はさらに容易。

産卵は難しい。小型カラシンによくあるように、産卵までは比較的容易。
軟水に傾けるとトリガーになる。水草などの密生した場所に産卵する。多い時には3000もの卵を産み付ける。しかし卵や稚魚が非常に小さいため、餌を継続して与えるのが困難。そのまま水草を隠れ家にするため、稚魚のピックアップも難しい。
そのため、まとまった数の稚魚を育てるのは困難。成功させるには[[インフゾリア]]等、餌となるバクテリアが適度に発生するような、自然に近い環境が最適。
もしも人工的に育てる場合には卵を別水槽に移して[[インフゾリア]]を与えると良い。稚魚は水質の悪化に弱いため、こま目な換水が必要になる。

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**飼育者の声 [#m90fccb9]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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