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*ブルーアイ・プレコ [#h9b136bd]

ベネズエラ・マラカイボ湖、カタトゥンボ川原産の大型プレコ。

名前の通り濃いブラックの体色に、特徴的な淡いブルーの目を持つ。
成熟するとヒゲのような棘が目の下と、胸ビレの端に出す。

本種は数あるプレコの中でも特別黒が強く、堅いゴツゴツとした質感がより伝わってくる。

かつては数千円と安価で流通していたが、現地で数を減らしており、現在では新規のワイルド個体は皆無で、わずかに飼育されていた個体が流通する程度。
幻のプレコと言っても過言ではなく、大型のものは数十万で取引される。


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**Photo [#p84ddc93]

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**データ [#z742bbac]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Panaque cochliodon (Steindachner, 1879)|
|>|英名|Blue-eyed plec|
|>|分類|ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、パナクエ(Panaque)属|
|>|通称|-|
|>|分布|ベネズエラ・マラカイボ湖、カタトゥンボ川|
|>|最大体長|40cm(野生種は60cm)|
|>|寿命|-|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。なんでも食べるが、草食性の高い種なので、植物質の含まれたコリタブが向いている。もしも上手く餌付かなければキュウリ、レタス、ナス、茄子、ズッキーニ、じゃがいも、山芋、エンドウ、インゲンなどを与える。また流木を食べるが、水槽用の流木だけでは栄養素が少ないため他の餌が必要。ブラックウッドが好物。|
|適性な水質|温度|22~30℃|
|~|PH|6.5~7.5|
|~|硬度|軟水~硬水:9~19°d|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|水槽内での繁殖は困難で、例が無い。飼育者の加筆を求む。|
|オスメスの見分け方|オス|オスメスの性差がなく、見分けるのは困難。|
|~|メス|オスメスの性差がなく、見分けるのは困難。|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:攻撃的になることがある&br;底を這うようなタイプやヒレの長い魚のヒレを齧ることがある。中層を泳ぐ泳ぎの得意な中型魚以上の魚なら混泳できる。|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|ブラックウッド、掃除をしやすい砂状の底床、エアレーション|
|>|避けたほうがよいもの|ソイルなど、底床掃除のしにくいもの|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|-匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#k522e276]

それほど水質の適応範囲が狭いタイプではないが、大食漢のため水が汚れやすく、理想としては掃除がしやすいようにベアタンクが良い。餌にもなるブラックウッドを入れ、ワンランク上のフィルターを設置。残有酸素度の高い水を好むのでエアレーションも必須。

最大40cmになり、横幅が出て、体が固いこともあり終生飼育しようと思うと最終的には90cm規格水槽以上のサイズが必要になる。

野生種は二回り大きく60cmにもなる。

かなり草食性のため、植物質の餌を与える。ブラックウッドが好物でガリガリと削って食べる。拒食する場合はきゅうりやズッキーニ、茹でたほうれん草など新鮮な野菜を与えたり、夜行性の生態に合わせて消灯後に餌を与えたりして調整する。

気の荒いところがあり、プレコ同士やヒレの長い魚のヒレを齧る事がある。そのため混泳には中層以上を泳ぐ大型魚が向いている。

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**飼育者の声 [#zed5d29a]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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