• 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
  • ハリガネムシ症 へ行く。

&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[アクアリウム辞典・用語集]] > ハリガネムシ症};

*ハリガネムシ症(はりがねむししょう) [#q5b13748]

ハリガネムシに寄生されることによって発症する。コイの鱗の下に潜む。

----

**原因 [#j8338d45]

外部から持ち込まれることが多い。

----

**症状 [#bdfe893a]

ウロコが浮き上がり、うっ血する。死に至るような重篤な症状は起きず、気が付かないことも多い。

----

**治療方法 [#cc81e121]

鱗を剥がさないと見えないため物理的に取ることは困難。また親虫に対して有効な薬はない。しかしイカリムシの仔虫はミジンコ等に寄生するため、ミジンコなどの虫を殺虫する作用のあるトリクロルホンが有効。

魚にとって害は少ないものの有毒であることにはかわりないため、少ない量から段階的に濃度を上げて調整する。
なかなか駆除できないからといってメチレンブルーのように直接塗布することはできないので注意が必要。

殺虫剤であるため、エビやカニ、貝類には猛毒で致命傷になる。そのため罹患した個体は隔離して薬剤を使用する必要がある。

市販の治療薬にはマゾテン液-20%、リフィッシュ、トロピカル-N、トロピカルゴールド等がある。

----

**関連リンク [#qcbe43c7]

[[ウオジラミ症]]