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*タンガニコドス・イルサカエ [#fe5c8083]

アフリカ・タンガニーカ湖原産のシクリッド。
タンガニーカ湖は推定2000万年前から存在し、世界で2番目に古くから存在する古代湖として知られる。古くから閉鎖された環境のため、独自の進化を遂げた種が多く存在する。

ハゼのような体型で水底や岩場を歩くように泳ぐ。
笑っているような口に、大きな目が相まってユーモラスに見える。岩の色を模したと思われる茶色い体色に、白い横方向のバンド状のラインが7本程入る。

地味一辺倒というわけでもなく、全身に細かなブルーのスポットが入る。メスは色が薄くて、黄色っぽい発色になる。

採取される場所によってカラーが異なり、白っぽいもの、黒っぽいものなどが流通している。

現地では水深1m未満の、岩や小石に囲まれた隙間に隠れて生息している。
タンガニーカ湖に生息しているため、かなりアルカリよりの水を好む。底床は細かな砂が推奨。


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**Photo [#p84ddc93]

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**データ [#k8aa8fe6]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Tanganicodus irsacae (Poll, 1950)|
|>|英名|Spotfin goby cichlid|
|>|分類|スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、タンガニコドゥス(Tanganicodus)属|
|>|通称|タンガニコドゥス・イルサカエ|
|>|分布|アフリカ・タンガニーカ湖|
|>|最大体長|7cm|
|>|寿命|-|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]など。何でも食べるが、草食性が強いので、スピルリナなど植物質の多い餌を与える。|
|適性な水質|温度|24~28℃|
|~|PH|8.0~9.0|
|~|硬度|軟水~非常な硬水:8~25°d|
|>|飼育難易度|難しい|
|>|繁殖難易度|難しい&br;繁殖は難しいながらも可能。&br;現地の環境を模して、産卵に使える平たい石を複雑に組み合わせて、産卵床に使える場所を複数作る。PHを8~9までアルカリに寄せて、十分なエアレーションを行う。メスが気に入った岩場で卵を産み付けると、素早く口に咥える。するとオスが体を震わせて精子を出し、メスがそれを口で受精させる。この動作をクルクルと回り出りながら繰り返す。マウスブルーダーのため、世話はメスが行います。&br;2週間ほどで稚魚が孵り、5日ほどで口の外を泳ぎまわるようになる。&br;エサはブラインシュリンプを食べる。また稚魚も草食性が高いので、エサはスピルリナの粉末等も与える。成長が遅いため、確実に増やしたい場合はメスを回収して別水槽で飼育する。|
|オスメスの見分け方|オス|-|
|~|メス|-|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:大人しい&br;臆病な性格をしているので、攻撃的な種との混泳は避ける。|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|岩組、掃除をしやすい砂状の底床、サンゴ砂などアルカリ性に傾けるもの、エアレーション|
|>|避けたほうがよいもの|-|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|23匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#he079c86]

現地では水深1m未満の、岩や小石に囲まれた隙間に隠れて生息している。
タンガニーカ湖に生息しているため、かなりアルカリよりの水を好む。底床は細かな砂が推奨。

シクリッドにしては大人しく、臆病な性格をしている。攻撃することは無いものの、攻撃的な種との混泳はストレスになるため避けたほうが良い。

適切な環境を整えれば丈夫だが、環境が会わないと調子を落とすので注意。

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**飼育者の声 [#hd19441c]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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