#author("2020-06-09T00:00:45+09:00","","")
&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > キンセン・ラスボラ};

*キンセン・ラスボラ [#la27b626]

ラスボラの仲間であるキンセン・ラスボラ。
黄色がかった体に黒いラインが横に入り、尾ビレの付け根には赤と熱帯魚らしい体色をしている。
あまり派手ではないが水草水槽に群泳させると[[ネイチャーアクアリウム]]を演出してくれる。
水質の変化に非常に強く、この魚で失敗したなら何か致命的な間違いをおかしていると考えたほうがいい。もちろん初心者にお勧めできる魚だ。
アジアの広範囲に分布している小型なコイの仲間。
水生植物が豊富な流れの穏やかな浅瀬の川などに生息している。
適応範囲が広く、湖や流れの早い環境にも適応できる。

全体的には透明感のある体色をしており、体側に入るイエローとブラックのラインが特徴。
別名レッドテール・ラスボラと呼ばれる通り、尾筒のあたりにレッドが入る。

あまり派手ではないが水草水槽に群泳させると見ごたえがある。
水質の変化に非常に強く、この魚で失敗したなら何か致命的な間違いをおかしていると考えたほうがいい。
そんなわけで、初心者にお勧めできる魚だ。



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**Photo [#hdc05416]

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**データ [#e1a36108]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Rasbora borapetensis|
|>|英名|Magnificent rasbora、Blackline rasbora|
|>|分類|コイ目、コイ科、ラスボラ属|
|>|学名|Rasbora borapetensis (Smith, 1934)|
|>|英名|Magnificent rasbora、Blackline rasbora、Red-Tailed Rasbora|
|>|分類|コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ラスボラ(Rasbora)属|
|>|通称|キンセン・ラスボラ、ブラックラインラスボラ、金線ラスボラ、ブラックライン・ラスボラ|
|>|分布|アマゾン川|
|>|分布|アジア全域、中国、タイ、マレーシア、インドネシアなど。メコン川、チャオプラヤ川|
|>|最大体長|6〜7cm|
|>|寿命|5〜8年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]選ばずなんでもよく食べます。|
|適性な水質|温度|22〜26℃|
|~|PH|6.5〜7.0|
|~|硬度|軟水|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。肉食性で動物プランクトンや水生昆虫やその幼虫などを食べている。水槽では選ばずなんでもよく食べる。ミジンコやブラインシュリンプが好物。|
|適性な水質|温度|22~26℃|
|~|PH|6.5~7.0|
|~|硬度|非常な軟水~中程度の硬水:2~12°d|
|>|飼育難易度|非常にやさしい|
|>|繁殖難易度|やさしい|
|>|繁殖難易度|やさしい&br;産卵も手軽に楽しめる。卵をばらまくタイプで、捕食されないように水草を水面まで茂らせておけば自然に増やすことも可能。数を増やしたいならプラケなどに移動させると良い。産卵から3日ほどで孵化し2日ほどで[[ブラインシュリンプ]]を食べるようになる。稚魚は小さいので[[インフゾリア]]を併用すると生存率が上がる。エサを多めにあげると生存率は上がるが、同時に水も汚れるのでこまめな水換えで水質の悪化を抑えよう。エアレーションに関しても極弱い程度でいいだろう。|
|オスメスの見分け方|オス|シャープな体型|
|~|メス|腹がふっくらとしている|
|>|水槽内で好む高さ|上層、中層|
|>|混泳での注意点|大人しく大抵の魚と混泳出来る。|
|>|混泳での注意点|大人しく大抵の魚と混泳できる。|
|>|気をつけたい病気|−|
|>|推奨されるアクセサリなど|産卵用にウィローモスや水草など|
|>|避けたほうがよいもの|−|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|23匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#c0318a00]
非常に簡単に飼育できる。水質の変化に非常に強く、この魚で失敗したなら何か致命的な間違いをおかしていると考えたほうがいい。
産卵も手軽に楽しめる。卵をばらまくタイプで、捕食されないように水草を水面まで茂らせておけば自然に増やすことも可能。数を増やしたいならプラケなどに移動させると良い。産卵から3日ほどで孵化し2日ほどでブラインシュリンプ?を食べるようになる。稚魚は小さいのでインフゾリア?を併用すると生存率が上がる。エサを多めにあげると生存率は上がるが、同時に水も汚れるのでこまめな水換えで水質の悪化を抑えよう。エアレーションに関しても極弱い程度でいいだろう。

ほとんどどのような環境でも適応することができる。

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**飼育者の声 [#adeb6634]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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