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*エレトモダス・シアノスティクタス [#g3041417]

アフリカ・タンガニーカ湖原産のシクリッド。
タンガニーカ湖は推定2000万年前から存在し、世界で2番目に古くから存在する古代湖として知られる。古くから閉鎖された環境のため、独自の進化を遂げた種が多く存在する。

ハゼのような体型で水底や岩場を歩くように泳ぐ。
笑っているような口に、大きな目が相まってユーモラスに見える。茶色の体色に鮮やかな黄色のバンド状の模様が入る。
各ヒレも綺麗なイエローで派手な色合いになる。

採取される場所によってブルースポットが入ったり、尾ビレがオレンジになる種もいるようだ。
よく似た種に[[タンガニコドス・イルサカエ]]がいるが、本種は1属1種のエレトモドゥス属。





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**Photo [#p84ddc93]

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**データ [#m1d46ae7]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Eretmodus cyanostictus (Boulenger,1898)|
|>|英名|Tanganyika clown|
|>|分類|スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、エレトモドゥス(Eretmodus)属|
|>|通称|-|
|>|分布|アフリカ・タンガニーカ湖|
|>|最大体長|8cm|
|>|寿命|-|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]など。何でも食べるが、草食性が強いので、スピルリナなど植物質の多い餌を与える。|
|適性な水質|温度|24~28℃|
|~|PH|8.0~9.0|
|~|硬度|軟水~非常な硬水:10~25°d|
|>|飼育難易度|難しい|
|>|繁殖難易度|難しい&br;繁殖は難しいながらも可能。&br;現地の環境を模して、産卵に使える平たい石を複雑に組み合わせて、産卵床に使える場所を複数作る。PHを8~9までアルカリに寄せて、十分なエアレーションを行います。メスが気に入った岩場で卵を産み付けると、素早く口に咥える。するとオスが体を震わせて精子を出し、メスがそれを口で受精させる。この動作をクルクルと回り出りながら繰り返す。&br;一度に10~30の卵を産むようだ。&br;マウスブルーダーのため、世話はメスが行います。2週間ほどで稚魚が孵り、5日ほどで口の外を泳ぎまわるようになる。&br;エサはブラインシュリンプを食べる。また稚魚も草食性が高いので、エサはスピルリナの粉末等も与える。成長が遅いため、確実に増やしたい場合はメスを回収して別水槽で飼育する。|
|オスメスの見分け方|オス|-|
|~|メス|-|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:攻撃的になることがある&br;多少小競り合いをするが問題なるほどではない。|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|サンゴ砂などアルカリ性に傾けるもの、岩組、掃除をしやすい砂状の底床、エアレーション|
|>|避けたほうがよいもの|-|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|13匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#l4893d6d]

タンガニーカ湖の岩場に生息しているため、かなりアルカリよりの水を好む。
底床は細かな砂が推奨。シクリッドにしては大人しいが、他種であってもちょっかいを出すことがあるので、泳ぎの苦手な種との混泳は避けたほうが無難。
適切な環境を整えれば丈夫だが、環境が会わないと調子を落とすので注意。

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**飼育者の声 [#xfa3153b]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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