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ブラインシュリンプ(ぶらいんしゅりんぷ)  

正式名称はアルテミア。塩水湖に生息している甲殻類の一種でアルテミア属に属するものの総称。
アルテミア属には9種おり、ブラインシュリンプとして販売されているものはArtemia franciscana。

成虫を乾燥させたものか、卵を乾燥させた状態で販売されている。卵のものは塩水に戻し孵化させて与える。

魚の嗜好性が高く、人工飼料に餌付かない種のエサとして用いられる。また孵化したてのブラインシュリンプは稚魚の初期飼料として優秀で良く用いられる。

稚魚の餌用に殻を破って卵の中身だけを取り出した脱殻アルテミアというタイプも販売さている。

日本でも田んぼ等に生息しているホウネンエビやシーモンキーもアルテミアの一種。


ブラインシュリンプの涌かす方  

専用の孵化装置が販売されいてるが、簡単に自作できる。

用意するのはペットボトルやプラケ。
水温を25℃程度にして水1リットルに対し、塩20~25g、ブラインシュリンプの卵1g入れる。塩は精製塩や味塩ではなく、粗塩として売られているものを利用する。
ごく軽くエアレーションを行い、24時間放置する。

水面の大きなプラケに少量のブラインシュリンプならエアレーションは無くても孵化する。

卵が孵化したらエアレーションを止め、スポイト等ですくい取って与える。
この時、ブラインシュリンプの集光性を利用してライトを当てると稚エビだけが集まる。
塩分が気になるようなら茶こしやコーヒーフィルターを使って濾し取って水で洗ってから与える。

ブラインシュリンプの殻は捨てる。
時間のたったブラインシュリンプは固く、大きくなるので稚魚の餌には向かなくなる。親魚に与えるか、捨ててまた新しいブラインシュリンプを涌かす。


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エサ?