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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > ピラニア・ナッテリー};

*ピラニア・ナッテリー [#q12de71f]

最も有名なピラニアで古くから飼育され東南アジアでのブリードものが多く流通する。
海外でも人気が高く様々な名で呼ばれるが、そのどれもが特徴を掴んでいて面白い。「Red Bellied(赤い腹)」の通り赤い腹をしている。「Gold Dust(砂金)」の通り体側には金粉をまぶしたような輝きを持つ。ピラニア独特の貫禄のなかにも、赤いヒレと金色の模様を持つ美しい種だ。
何と言っても本種の魅力は野性味あふれる活餌の捕食シーンだろう。実際に数匹で飼育している水槽に活餌を入れると飛び出さんばかりにエサを取り合い食いちぎる。小赤などがメインになるが金魚を飼育している人は心臓に悪いので見ないほうがいいかもしれない。
家畜を一瞬で骨にしたり、殺人魚として有名なピラニアだが、実際は臆病で群れで生息することを好み、小魚や死骸などを食べている。

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**Photo [#v5adebc5]

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**データ [#l49d1478]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Pygocentrus nattereri(Kner,1858)|
|>|英名|Red Bellied Piranha、Redbelly、Red Breasted Piranha、Red Piranha、Common Piranha、Gold Dust Piranha、 Yellow King Emperor Piranha、Ternetzi Piranha|
|>|分類|カラシン目、カラシン科、ピゴケントルス属|
|>|通称|ピラニア・ナッテリー、ジャイアントイエロー・ピラニア、ナッテレリ、レッドピラニア、レッドベリー・ピラニア|
|>|分布|南米:アマゾン川流域|
|>|最大体長|30〜40cm|
|>|寿命|10〜12年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]選ばずなんでもよく食べます。肉食なので小赤やアジの切り身などをバランス良くあげよう。|
|適性な水質|温度|23〜27℃|
|~|PH|5.5〜7.5|
|~|硬度|非常な軟水〜硬水:8〜12 °d|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|普通。自然の環境では雨季の4〜5月に産卵をする。水槽での飼育では季節を関係なく産卵するようだが、50%程度の大幅な水換えがトリガーになることがある。オスが底床を慣らして産卵床を整える姿が確認されると、上手く行けばメスが寄ってくる。ペアが出来るとオスがテリトリーを守り、水底に体を擦りつけるようにダンスして600個程度の粘着性の卵を産む。稚魚が泳げるようになる2週間もの間オスがエサも食べずに卵を守る。この時期のオスは同種の混泳であっても注意が必要だ。混泳している魚がいる場合には、確実に増やしたいなら隔離して育てる必要がある。[[ブラインシュリンプ]]を初期飼料にでき、成長がとても早い。|
|オスメスの見分け方|オス|見分けるのは困難|
|~|メス|見分けるのは困難|
|>|水槽内で好む高さ|中層〜底層|
|>|混泳での注意点|同種場合は混泳可能。他種でも大きな魚との混泳なら可能だが、怪我などで出血などすると容赦なく捕食されてしまう。理想は同種のみの群泳。|
|>|気をつけたい病気|−|
|>|推奨されるアクセサリなど|非常に強力なろ過器|
|>|避けたほうがよいもの|−|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|2匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#ib811bfa]
魚自体は非常に丈夫で多少の水質の悪化ならモノともしない。しかし本種の場合はその野趣あふれる捕食シーンを望む飼い主が多いことから活餌を与えるため、水が汚れやすい。噛んだ後ちぎるために振り回すためウロコや肉片が飛び散るためだ。
そのため活餌を与えた後は掃除を含め水換えをしてしまうのが長期維持するポイントになる。濾過も推奨される水量より1段階も2段階も上のものを用意しよう。

実は大人しい性質を持つ彼らだが、肉食で非常に強力な歯と顎を持つことはかわりない。メンテナンスの際は細心の注意をしよう。子どもが喜んで手を入れて思わぬ事故に…。などという話も実際にある。長期間家を開ける際に、他人に餌やりを頼む時などもしっかりと危険性を周知する必要がある。管理者は様々な可能性を想定しよう。

繁殖が可能で自然の環境では雨季の4〜5月に産卵をする。水槽での飼育では季節を関係なく産卵するようだが、50%程度の大幅な水換えがトリガーになることがある。オスが底床を慣らして産卵床を整える姿が確認されると、上手く行けばメスが寄ってくる。ペアが出来るとオスがテリトリーを守り、水底に体を擦りつけるようにダンスして600個程度の粘着性の卵を産む。稚魚が泳げるようになる2週間もの間オスがエサも食べずに卵を守る。この時期のオスは同種の混泳であっても注意が必要だ。混泳している魚がいる場合には、確実に増やしたいなら隔離して育てる必要がある。[[ブラインシュリンプ]]を初期飼料にでき、成長がとても早い。
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**飼育者の声 [#gbbe3833]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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