#author("2020-05-28T19:36:35+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > ディスカス}; *ディスカス [#wec473ab] この説明は以下の順序で記述する 1.原生地と分類の大まかな説明(◯◯産のカラシン) 1.体色・体型・その種特有の特徴 1.幼魚と成魚の差異、性差 1.生息域に関する情報や推奨されるレイアウトなど 1.飼育上、特に注意する点などあれば(下に注意点の項目があるので簡潔に) 1.その種族で共通する生物学上の特徴など(つまり同属で使いまわす文言など) |''※このページはまだ未完成です''&br;ページの編集をしていただける編集者を募集しています。一部のみの編集でも歓迎します。気軽に参加してください。| ---- **Photo [#i18e94b9] #ref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,,ディスカス) #br #style(class=seitai){{ &attachref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。 RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。 ---- **データ [#w25a328d] |LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|学名|Symphysodon aequifasciatus (Pellegrin, 1904)| |>|英名|blue discus, brown discus| |>|分類|ベラ亜(Labroidei)目、カワスズメ(シクリッド)(Cichlidae)科、ディスカス(Symphysodon)属| |>|通称|ブルー・ディスカス、ブラウン・ディスカス| |>|分布|西部太平洋| |>|最大体長|15cm(特に大型の個体で23cmという記録もある)| |>|寿命|7~10年| |>|餌|ディスカスのエサは愛好家の間でも長い間議論の的だった。&br;一般的にワイルドもののディスカスは人工飼料に餌付きにくく、1日に何度も餌を与えなければ痩せてしまうことが多かった。そこで嗜好性と栄養価を兼ね備えた[[ディスカスハンバーグ]]が開発された。配合に違いこそあれ、牛や豚の肉(レバーや心臓)をミンチにして丸めたもので、ディスカス愛好家によって様々なレシピが作られた。&br;[[ディスカスハンバーグ]]の登場によって多くの個体が餓死を免れた。その成功例から、長い間、ディスカスは肉食性の強い種と考えられていた。&br;ところが近年、原生地で胃の内容物を調べる大規模な調査を行った結果、実は植物性の強いタイプということが判明した。具体的には、77%が植物やその腐敗片、8%が木片や樹皮・水性昆虫・、5%がエビやカニ、10%がユスリカの幼虫というものだった。&br;雨季と乾季によって食性に誤差はあるものの、概ね植物性が強いことが判明した。&br;この事実から飼育下の常識であった[[ディスカスハンバーグ]]やアカムシなどの生き餌だけを与えるのはディスカスにとって不自然な行為ということがわかった。&br;ディスカスハンバーグや生き餌には病原体が存在しており、それらの免疫を持たない魚にとっては腸内環境に深刻なダメージを与える可能性がある。特に牛や豚の心臓といった家畜の内臓は深刻なダメージを与えている可能性がある。&br;またこうした肉類は水質の悪化を招きやすく、水質の変化に弱いディスカスにとって諸刃の剣と言える。結果として毎日大量の水を交換するという手間もかかる。&br;幼魚のうちから[[ディスカスハンバーグ]]を十分に与えた個体は、ワイルドものと比べ1.5倍ほどの大きさに成長する点も、この偏った食生活にあると考えられている。草食動物の牛にコーンを与えて早く太らせる肥育方法と似ている。&br;以上の点から、ディスカス本来の状態を維持するには植物性のエサが最適。具体的にはスピルリナ、ほうれん草、えんどう豆(グリーンピース)、エビ、アカムシ、ミズミミズといったものを練り込んでハンバーグ状にして与える。特にえんどう豆は高タンパクでディスカスのエサに向いているとのこと。(ハンバーグという名前から塩やにんにくなどを添加するレシピも存在するが全く必要ない)| |適性な水質|温度|25~32℃| |~|PH|5.2~7.7| |~|硬度|非常な軟水~軟水:~6°| |>|飼育難易度|難しい&br;45cm以上の水槽を用意し、餌に関する知識を正しく持って高頻度に与えることができ、水質に関する知識を持ち、エサの食べ残しの掃除や高頻度の水換えが必要。特殊なエサだけでなく、大型水槽を維持するには相応のコストがかかる。以上の条件を満たすだけの十分な知識と労力を避けるなら飼育は可能。現代では多くの愛好家の手によって正しい飼育方法が確立されている。| |>|繁殖難易度|普通&br; 原生地では雨季になるとオスメスのペアになり繁殖行動に出る。現地での雨季である5~6月に雨量の増加により、ジャングルに蓄積されたフミン酸やタンニンなどの成分が川に流れてくる。この黒くて透明度の高い水は雨水に近く、貧栄養でミネラルなどが極端に少ない。このときのpHは5.1まで下がる。またこの時期は餌となる植物も増える。 これらの状況を水槽で再現することが産卵のトリガーになる。アク抜きをしていない流木やマジックリーフ、やしゃぶしの実やピートなどを用いてブラックウォーターを模してpHを下げる。(原生地の環境から考えるとリン酸やRO浄水器を用いたpHの調整は誤り) また、雨季のアマゾン川は水温が30℃程度まで上昇するため、水温を多少上げるのも良い。 さらに[[ディスカスハンバーグ]]など栄養価の高い餌を十分に与える。 以上の条件が整えば、オスメスのペアができあがる。 産卵は流木に垂直に産み付ける習性がある。水槽内ではディスカス専用の産卵床が販売されているのでそれを用いるのが容易。 繁殖のトリガー(水換えや水温の低下など)、推奨される条件(ペアで別水槽、複数匹でハーレムなど)&br;産卵床(モス、土管など)や産卵方法(ばら撒きタイプ、ゲーブスポウナーなど)&br;卵の数・形状(色、大きさ、粘着性かなど)、孵化までの時間、孵化してから自由遊泳するまでの時間、与える餌、稚魚水槽のレイアウト(スポンジフィルター、メチレンブルー、水換えの頻度など)| |オスメスの見分け方|オス|-| |~|メス|-| |>|水槽内で好む高さ|-| |>|混泳での注意点|気性:大人しい&br;大人しい:自ら攻撃することがないタイプ&br;攻撃的になることがある:繁殖期や同種間など限られた条件で攻撃的になることがある&br;強い攻撃性あり:強いテリトリーを持ち入ってくるものを常に排除する&br;攻撃がテリトリーに関するものなのか、食性(魚食性、スネールイーターなど)に関するものなのか、繁殖期によるものなのか、同種間でのフィンスプレッティングか、性質(ヒレを齧る、毒のある棘で差すなど)によるものなのかを併記する。| |>|気をつけたい病気|-| |>|推奨されるアクセサリなど|-| |>|避けたほうがよいもの|-| |>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|-匹| ---- **特徴・飼育上の注意 [#c385f91f] 上のデータだけでは説明しにくい点など 1.水質に関する情報 1.餌に関する情報 1.混泳に関する情報 1.レイアウトに関する情報(上で説明がされているので、ここでは注意点のみ) 1.繁殖に関する情報(飼育難易度の項目とかぶるので、ここでは注意点のみ) ---- **飼育者の声 [#w7794a4d] ■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #recorder(comment,0)