現在位置 : トップページ生体図鑑熱帯魚図鑑淡水魚図鑑 > タイガー・ツチノコ・ロリカリア

タイガー・ツチノコ・ロリカリア  

ペルーで採取されるロリカリア属の不明種。
現地では砂地に生息していて、夜行性。

イエローの体色に、黒い模様が複雑に入り乱れる。そのさまが虎柄に見えることからタイガーと名付けられた。
頭が横に広く、胴が長いことから、上から見るとツチノコのように見える。合わせてタイガー柄のツチノコの形をしたロリカリアとなった。

ロリカリアらしく扁平で、口は真下に注いている。口の周りのヒゲは上が2本で葉脈のように枝分かれし、下が10本程度ランダムに生える。

分類が曖昧で、ただの地域偏差なのか同定されていない。
採取場所からPseudohemiodon sp. Peru Iとされることもあれば、模様からPseudohemiodon sp. "Tiger"とされることもある。
また、Pseudohemiodon laticepsとされることもある。
学者による解明が待たれる。

近年ペルー便で入荷されるようになったものの、飼育経験者も少なく詳しい情報は不明。
飼育者の加筆が待たれる。


Photo  

タイガー・ツチノコ・ロリカリア
 
写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Pseudohemiodon sp.
英名Pseudohemiodon sp "Tiger"、Pseudohemiodon sp. Peru I – Netzmuster Flunderharnischwels
分類スナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、プセウドへミオドン(シュードヘミオドン)(Pseudohemiodon)属
通称ツチノコロリカリア
分布ブラジル、ペルーなど南米
最大体長15cm
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌など。プレコタブレットに餌付く。活き餌、冷凍ともに赤虫も餌付く。
適性な水質温度24~28℃
PH5.8~7.5
硬度非常な軟水〜中程度の硬水:0~20°d
飼育難易度難しい
繁殖難易度詳細は不明
砂に産卵床を作って産み付ける。大きな玉子を産むことで知られている。オスが卵を守る。
オスメスの見分け方オス見分けるのは困難
メス見分けるのは困難
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:大人しい
臆病なため同種で飼育するか、遊泳スペースの違うシクリッドなどとの混泳が向いている。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど細かな砂上の底床
避けたほうがよいもの底面の遊泳スペースを減らすようなレイアウト
60cm水槽での適正な飼育数*13匹

特徴・飼育上の注意  

水質の悪化に弱い。

臆病で神経質のため、活発に底を泳ぐ種と合わせると、餌を食べないことがある。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています