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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > クリスタル・レインボー・テトラ};

*クリスタル・レインボー・テトラ [#jc60a55f]

[[レインボー・テトラ]]の改良品種で体が透明になる種。
[[レインボー・テトラ]]独特の虹色の体色もよく見ると残っている。まさに名前の通り、透明なクリスタルに光が屈折して虹色が現れているようです。
ペルー原産の体長2cm程の小型テトラ。
名前の通りクリスタルのような透明感があり、ライトのあたり方によって光が屈折して虹色が現れる。

飼育に関していはオリジナルに準ずる。
弱酸性の軟水という一般的な環境であれば問題なく飼育できるが、水質への適応範囲は狭い。水質の悪化にも弱いので十分に濾過のできあがった水槽に導入するようにしたい。

同属に[[エンペラー・テトラ]]がいるが、この種も飼い込むことで上品な美しさを出す。
オス同士はフィンスプレッディングで争うが、そのヒレを広げた姿を好む人も美しい。
同じネマトブリコン属には[[エンペラー・テトラ]]と合わせて2種しかいない。
多少高温に弱いタイプなので夏場の高温対策をしっかりとしたい。
小型で体力が無く1度体長を崩すと持ち直すのが難しい。
また、神経質で餌食いが悪いこともあり初期導入時には混泳魚や隠れ家となる水草の配置などに注意が必要。
ブラックウォーターが有効との情報もある。

2010年と比較的最近に正式登録された種。

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**Photo [#c1e15acd]

#ref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,590x590,クリスタル・レインボー・テトラ)

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RIGHT:[[写真の編集方法]]
RIGHT:または、[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]に魚の名前と共にUPしていただければ分類、掲載します

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**データ [#k1570b8f]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Nematobrycon lacortei(Weitzman & Fink,1971)|
|>|英名|Rainbow tetra|
|>|分類|カラシン目、カラシン科、ネマトブリコン(Nematobrycon)属|
|>|学名|Trochilocharax ornatus(ZARSKE, 2010)|
|>|英名|Crystal rainbow tetra|
|>|分類|カラシン目、カラシン科、Trochilocharax属|
|>|通称|-|
|>|分布|改良品種(原種はコロンビア)|
|>|最大体長|5cm|
|>|寿命|2〜3年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]選ばずなんでもよく食べます。|
|適性な水質|温度|23〜27℃|
|~|PH|5.6〜7.2|
|~|硬度|非常な軟水〜硬水:5〜19 °d|
|>|飼育難易度|やさしい|
|>|最大体長|2cm|
|>|寿命|2~3年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。小型のため動物性と植物性のプランクトンを模した小型の餌が向いてる。上手く餌付かないようならインフゾリアを与えると良い。|
|適性な水質|温度|20~28℃|
|~|PH|4.0~6.5|
|~|硬度|非常な軟水~軟水:1~7 °d|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|普通。小型カラシンの仲間の中では比較的容易。水草を水面まで生い茂らせて隠れ家を多く作っていれば子どもが産まれることがある。育てる場合には卵を別水槽に移して[[インフゾリア]]や[[ブラインシュリンプ]]を与えると良い。|
|オスメスの見分け方|オス|パープルが綺麗に出る。メスに比べると小さい。フォークテールと呼ばれる尾ビレが特徴。|
|オスメスの見分け方|オス|メスに比べると小さい。フォークテールと呼ばれる赤い尾ビレが特徴。|
|~|メス|地味な体色で腹部が膨らんでる|
|>|水槽内で好む高さ|中層|
|>|混泳での注意点|同種のオス同士だとメスを争い[[フィンスプレッディング]]をします。しかし相手を殺すまでの喧嘩にはなりません。喧嘩を避けたい場合は10匹以上の複数で飼育すると良い。他の魚を攻撃することは滅多に無いので混泳に向いた魚と言えます。|
|>|水槽内で好む高さ|中層~上層|
|>|混泳での注意点|同種のオス同士だとメスを争い[[フィンスプレッディング]]をする。小競り合いは絶えないが、相手を殺すまでの喧嘩にはならない。喧嘩を避けたい場合は10匹以上の複数で飼育すると良い。他の魚を攻撃することは滅多に無いので混泳に向いた魚と言える。|
|>|気をつけたい病気|[[カラムナリス症]]、[[白点病]]|
|>|推奨されるアクセサリなど|隠れ家を作るための水草など|
|>|避けたほうがよいもの|−|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|33匹|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|55匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#jbc6cb43]
導入時の水合わせさえ失敗しなければ飼育は簡単です。多少高温に弱いタイプなので夏場の高温対策をしっかりとしたい。
状態が良いとパープルが綺麗に出るので参考になります。水質が悪化してくると透明な体が白く濁ってきますので、もしそうなったら早急に水換えをすることが必要です。
同種のオス同士だとメスを争い[[フィンスプレッディング]]をします。しかし相手を殺すまでの喧嘩にはなりません。他の魚を攻撃することは滅多に無いので混泳に向いた魚と言えます。喧嘩を避けたい場合は10匹以上の複数で飼育すると良い。
小型カラシンの仲間の中では比較的容易。水草を水面まで生い茂らせて隠れ家を多く作っていれば子どもが産まれることがある。育てる場合には卵を別水槽に移して[[インフゾリア]]や[[ブラインシュリンプ]]を与えると良い。
弱酸性の軟水という一般的な環境であれば問題なく飼育できるが、水質への適応範囲は狭い。水質の悪化には弱いので十分に濾過のできあがった水槽に導入するようにしたい。

小型で体力が無く1度体長を崩すと持ち直すのが難しい。
また、神経質で餌食いが悪いこともあり初期導入時には混泳魚や隠れ家となる水草の配置などに注意が必要。
ブラックウォーターが有効との情報もある。

マジックリーフやピートを入れるなどの工夫ができる中級者以上の方に向いている。

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**飼育者の声 [#w59ce2d2]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

#style(class=comment){{
''''
本来のクリスタル・レインボーテトラは,Trochilocharax ornatusとされる魚です。Nematobryconとはまた違う種類の2センチ前後小型魚です。本当のレインボーテトラにこのような品種があるというのは,イマイチ聞いたことないです。ほかの魚にもよくある透明鱗タイプって事なのかな?それでも光が屈折するほど透明にはならないと思いますけどね…ちなみに”クリスタル・レインボーテトラ”は上記のような特徴であってます。(''名無しさん'' &new{2014-11-30 (日) 12:35:29};)
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RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[0]);
}}
#style(class=comment){{
''修正しました''
レインボーテトラ (学名 Nematobrycon lacortei)と混同して表記が誤っていたようです。ご指摘頂いたとおり別の種であることが確認できたので、修正しました。(''管理人'' &new{2014-11-30 (日) 23:28:24};)
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RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[0]);
}}
#recorder(comment,0)