#author("2021-01-04T23:11:25+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[水草図鑑]] > [[浮き草図鑑]] > マツモ}; *マツモ [#g4c8cace] [[カボンバ]]、[[アナカリス]]と合わせて金魚藻の3代表種。 房状に広がる糸のような葉を節ごとに付けます。その様子は名前の通り松の葉に似ています。 根がないため垂直にレイアウトするには重りをつけて植えこむ必要があります。 透明感のある葉は清涼感があり、根が無いため見た目にも美しく、丁寧に植え込めば美しくレイアウトできます。 魚を飼育できる環境なら、ほぼどんな環境にでも適応することができる強健種です。 また、水中の養分を積極的に消費するため、富栄養になりすぎた水槽セット時などに導入するとコケの防止に役立ちます。 一般的な水草ですが非常に特殊な生態を持ち、マツモ目、マツモ科、マツモ属という特殊な分類をされています。 自然下では横になって水面に漂う沈水性の植物です。また、根がないため葉から直接養分を吸収します。気温が下がったり水質が急変すると先端に殖芽(しょくが)と呼ばれる器官を作り、葉の部分と分離して水底で過ごします。そして適した環境になった時に殖芽から新芽をだして再び浮上します。 身近な水草ですが、研究が尽くされておらず、不明な点が多々残されています。 ツノゴケに葉の形が似ているため、英名ではHornwortとも呼ばれています。 ---- **Photo [#td933bbe] #ref(012.jpg,zoom,,マツモ) #br #style(class=seitai){{ &attachref(012.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){山高矢敗&br;}; &attachref(00.JPG,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){佐藤睦&br;}; &attachref(1ak70.png,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]] RIGHT:または、[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]に水草の名前と共にUPしていただければ分類、掲載します ---- **データ [#x558d0b5] |LEFT:100|LEFT:100|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|別名|-| |>|学名|Ceratophyllum demersum| |>|英名|Hornwort| |>|分類|マツモ目、マツモ科、マツモ属&br;Order:Ceratophyllales,Family:Ceratophyllaceae,Genus:Ceratophyllum| |>|分布|世界各地| |>|栽培難易度|非常にやさしい| |>|必要な光量((60cm規格水槽(60×36×30)の場合の例))|20W蛍光灯×1| |>|CO2添加((60cm規格水槽(60×36×30)にパレングラスで添加時の例))|不要| |>|底床|ソイル、砂、大磯| |水質|適正水温|20~30℃| |~|Ph|5.0~8.0| |~|GH(総硬度)|5~25| |~|KH(炭酸塩硬度)|8~12| |サイズ|全体のサイズ|80cm| |~|葉のサイズ|2~2.5cm| |タイプ|水中葉|×| |~|水上葉|×| |~|浮き草|○| |>|増やし方|株分け| |>|成長速度|非常に早い| |>|活着|×| |レイアウトしやすい配置|前景|×| |~|中景|△| |~|後景|○| ---- **栽培上の注意 [#uf39c8dc] あまりにも水質の変化が高いとバラバラに成って溶けてしまうことがあリます。 環境に適合すると成長が早く、最大で80cm程度になるため、トリミングを頻繁に行う必要があります。 反面、その成長の速さと栽培の容易さから、水質浄化に役立ちます。 名前の通り金魚水槽に入れるとすぐに食べれられてしまうので注意してください。 ---- **栽培経験者の声 [#m5bc5152] ■どんな水質で栽培したか。栽培してみて気がついたこと、注意点などありましたら投稿してください。 お勧めのレイアウト利用法や栽培方法などもお待ちしています。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #recorder(comment,0)