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レッド・グラミー  

シックリップ・グラミー?の改良品種。

名前の通り全身が強いレッドに染まる。オスは繁殖時には体がブラックに変色する。キラキラとした美しい色彩から人気が高く、本種とイエロータイプが多く流通している。

ドワーフ・グラミーと同属でベタとも近い種のためラビリンス器官を備え水面から呼吸ができる。
飼育は容易だが10cmと大きくなるため小型カラシンなどとの混泳は避けたほうがいいだろう。


Photo  

レッド・グラミー
 

P1010035.JPG
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写真提供:楽々アクア.com レッドグラミー[編集]

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データ  

学名Colisa labiosa ver.
英名Thick Lipped Gourami、Thicklip Gourami
分類スズキ(Perciformes)目、オスフロネムス(Osphronemidae)科、コリサ(Colisa)属
通称レッド・グラミー
分布改良品種(原産は東南アジア全域)
最大体長10cm
寿命3〜4年
人工飼料冷凍飼料活餌。選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげよう。赤虫やミジンコが好み。
適性な水質温度22〜28℃
PH6.0〜7.5
硬度非常な軟水〜軟水4〜10°d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度難しい。繁殖はそれほど難しくないが、いくつかポイントがある。まずバブルネストビルダー?なので安心して卵が埋めそうな場所を作る必要がある。水面まで達する水草や、浮き草があるといいだろう。良い泡巣?が出来るとオスがメスを包み込むようにして受精させる。その後はオスが卵を見はり近づくものは攻撃を仕掛け、甲斐甲斐しく世話をする。孵化まで2〜3日ほど。稚魚は小さく2〜3日はヨークサックで成長するが、泳げるようになってもまだブラインシュリンプなどは食べられずインフゾリア?を与える必要がある。さらに一週間ほどすれば細かく砕いた人工飼料を食べてくれるようになる。ここまで来れば一安心で親水槽へ戻す準備をしよう。
オスメスの見分け方オス繁殖期には黒い婚姻色が出る。背ビレが伸びる
メスオスに比べると薄く地味な体色をしている
水槽内で好む高さ上層、中層、底層
混泳での注意点ハニードワーフ・グラミー?に比べると攻撃性が強いうえに10cmと大型になるので小型の魚との混泳は辞めたほうが賢明だ。魚が少なすぎる水槽だと攻撃性が顕著になるので多めに飼育すれば落ち着く。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど繁殖を望むなら水面まで伸びる水草や浮き草
避けたほうがよいもの泳ぎが得意ではないので強い水流を発生させるポンプなど
60cm水槽での適正な飼育数*110匹

特徴・飼育上の注意  

グラミーに関しては弱酸性を保てば特別に気をつけることはなく、飼いやすい。特徴的な腹びれをしているのであまり泳ぎが得意ではない。水流は弱めにしてあげよう。
ベタと近い種で、同じようにラビリンス器官?を持ち、水面から呼吸が出来る。そのためビンのようなもので販売されていることがあるが、10cmにもなるので、もちろんそのまま飼育はできない。適正な環境を作るなら45cm規格水槽?以上は欲しいところだ。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています