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ミクロソリウム  

アクアリウム界における水生シダ植物の代表的存在です。
明るいグリーンの大きな葉を波打たせるように広げる。最大で30cmと立派な葉を広げるため、大型水槽に植えても存在感があります。
流木や石に活着させることができる着生植物。

手芸用の糸やテグスで巻きつけるだけで、1ヶ月もすれば活着します。
もちろん土に植えても殖やすことができます。さらに本種は半水生なので多湿な環境なら、水上葉も楽しむことができます。

また、徐々に慣らせば乾いた土壌にも適応できるようになります。

本種が人気なのは60cm水槽で20W程度と、新たな照明を追加すること無く、観賞魚用の照明だけで維持が可能という手軽さ。
さらに多少傷んだとしても、茎や葉を切って植えれば自然と新芽が出てくる生命力の強さも人気の要因です。

成長が遅く、見栄えが良いためレイアウトに最適と言えますが、その分コケが生えやすいので、オトシンクルスやヤマトヌマエビ、石巻貝などコケを食べてくれる掃除役の生体と一緒に導入すると綺麗に保てます。
コケが生えない程度の貧栄養の状態を維持するのも効果があります。

一応弱酸性の軟水が好ましいとされますが、多少の水質の違いなどものともせず成長する強健種です。
調子を落とすとシダ植物の特徴である葉の裏に胞子のうと呼ばれる袋を付けます。胞子の?からまず茶色い毛の生えた根を出し、さらにそこから新芽を出します。ある程度成長したら切り離し、適当な場所に植えると新しい株になります。

初めて「胞子のう」を見た方は黒くて何かの卵か、病気のように思えると思いますが、正常な状態なので安心してください。しかし「胞子のう」は環境の変化で調子を落とした際に、新しい環境に適応する株を作るために作られることがあります。
そのため水質悪化の指標にもなります。(水上葉を水中に入れた場合は問題ありません)状態が良いと「胞子のう」で新しい株を殖やすよりも、茎の部分から新しい葉を沢山殖やします。

生物学上ではミクロソリウムからミクロソラムに変更されましたが、既にアクアリウム界で定着しているミクロソリウムという名前で流通しています。


Photo  

アメリカンスプライト
 
写真の編集方法
または、画像掲示板に水草の名前と共にUPしていただければ分類、掲載します

データ  

別名ミクロソラム、ミツデヘラシダ
学名Microsorum pteropus
英名Java Fern
分類ウラボシ目、ウラボシ科、ヌカボシクリハラン属
Order:Polypodiales,Family:Polypodiaceae,Genus:Microsorum
分布東南アジア、沖縄
栽培難易度非常にやさしい
必要な光量*120W蛍光灯×1
CO2添加*2不要
底床ソイル、砂、大磯
水質適正水温20~27℃
Ph5.5~8.0
GH(総硬度)1~20
KH(炭酸塩硬度)2~15
サイズ全体のサイズ30cm
葉のサイズ10~30cm
タイプ水中葉
水上葉
浮き草×
増やし方茎の株分け、子株の切り取り
成長速度遅い
活着
レイアウトしやすい配置前景×
中景
後景

栽培上の注意  

丈夫で生命力も強いミクロソリウムですが、葉が黒くなり枯れてしまうシダ病?には弱いので、気をつけてください。
一般的に30℃以上の高温、密生させることによる水の滞留、餌の残りや魚のフンなどによる水質の悪化が原因とされています。
もしも黒く変色するとあっという間に他の葉、他の株に広がってしまうため、バッサリとトリミングしてください。ほとんどの場合、茎と根だけあれば再生します。


栽培経験者の声  

■どんな水質で栽培したか。栽培してみて気がついたこと、注意点などありましたら投稿してください。
お勧めのレイアウト利用法や栽培方法などもお待ちしています。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

ラクチンです
観賞用のLEDで充分。窓際のプラケにアカヒレを入れたものでも元気そのもの。欲しい人にぷちぷちと切って分けると喜ばれます。

流木に活着させるとかっこいいですね。栄養剤もいらず、コスパは最高かもしれません。 -- 名無しさん 2014-09-20 (土) 04:39:42


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*1 60cm規格水槽(60×36×30)の場合の例
*2 60cm規格水槽(60×36×30)にパレングラスで添加時の例