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マーブル・ボドワード  

ペルー原産の大型ナマズ。

最大で70cmもの長さになり、体重は7.5キロにもなる。
幼魚の頃は名前の通りマーブル模様だが、成長するに連れてナマズらしい真っ黒の体色に変化する。
皮膚が厚く、非常に丈夫で、体側に鋭い突起をもつ稜鱗(りょうりん: Scute、もしくはぜんご)と呼ばれる鱗が発達する。
ヒゲが長く左右に3本ずつ、計6本生えている。

基本的には大人しく底を漂っていることが多いが、体も口も大きく雑食性のため混泳は大型魚限定となる。

野生では遡上することが知られており、3月頃に下流に移動し、10月になると再び上流に遡上する。ふとした時にその遊泳力を表すので、ヒーターカバーや丈夫な水槽で飼育する必要がある。


Photo  

マーブル・ボドワード
 

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データ  

学名Pterodoras granulosus (Valenciennes in Humboldt & Valenciennes, 1821)
英名Granulated Catfish、Armado、Bacu、Common Bacu
分類ナマズ(Siluriformes)目、ドラス(Doradidae)科、プテロドラス(Pterodoras)属
通称ボドワード
分布ペルー
最大体長70cm
寿命8~12年
人工飼料冷凍飼料活餌。なんでも食べるが、イトミミズや赤虫を好む。
適性な水質温度20~24℃
PH6.4~7.4
硬度軟水~硬水:6~16°d
飼育難易度普通
繁殖難易度詳細は不明だが養殖されており、アルビノ個体も流通することがある。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:大人しい
口にはいるサイズは捕食してしまうので、小型魚との混泳は避ける。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど隠れ家になる流木、ヒーターやサーモスタットなどのカバー
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*1-匹

特徴・飼育上の注意  

翼のように広がる胸ビレを持ち、体も堅いため奥行きが最低でも60cm以上ある大型の水槽が必要となる。

雑食性で現地では水草や魚、貝類などを食べている。人工飼料にも問題なく慣れるので沈水性のタブレットを与えよう。餌食いが良く、水槽内では太りやすい。腹が膨れて死んでしまうことがあるので餌は控えめに与えよう。

水槽ではぼってりと太ってプロポーションが悪くなることが多いので、餌は控えめのほうが良い。

基本的には大人しく底を漂っていることが多いが、体も口も大きいため、混泳は大型魚限定となる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています