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パカモン
ブラジルのサンフランシスコ川に生息する大型のナマズ。
一属一種の珍しい魚で、独特の生態を持っている。
横に扁平な体を持ち、下顎が突き出た大きな口を持っている。エラは上向きにあり、ごく小さな目で上部をきょろきょろと眺める。
ほとんど流れのない穏やかな場所に生息しており、砂の上で静止し、近づいてきた魚を大きな口で一飲みにする。
そのため、底床は砂状のものが向いている。
現地では食用として養殖もされているそうだ。
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データ
学名 | Lophiosilurus alexandri (Steindachner、1880) | |
英名 | Pac-Man Catfish、Pacamã | |
分類 | ナマズ(Siluriformes)目、プセウドピメロドゥス(Pseudopimelodidae)科、パカモン(Lophiosilurus)属 | |
通称 | - | |
分布 | ブラジル・サンフランシスコ川 | |
最大体長 | 78cm | |
寿命 | 8~15年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌。沈水性のキャット等が最適。なんでもよく食べるが、与え過ぎに注意しよう。 | |
適性な水質 | 温度 | 22~27℃ |
PH | 6.0~7.0 | |
硬度 | 軟水~中程度の硬水:8~10°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 国内ブリードのものが流通しているため、繁殖も可能なようだが詳細は不明。飼育者の加筆を求む。 | |
オスメスの見分け方 | オス | - |
メス | - | |
水槽内で好む高さ | 低層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 魚食性があるため、口にはいるサイズの魚とは混泳できない。 | |
気をつけたい病気 | 白点病 | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家になる流木、植木鉢や塩ビパイプ | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | -匹 |
特徴・飼育上の注意
ほとんど流れのない穏やかな場所に生息しており、砂の上で静止し、近づいてきた魚を大きな口で一飲みにする。
そのため、底床は砂状のものが向いている。
弱酸性の水で飼い込めば丈夫で特に気をつけることもないが、底に体を付けているので、底床掃除はコマ目に行う。
積極的に泳ぎまわるタイプではないので水槽の長さはあまり要らないが、体が固く、最大で60cmになるので最終的には奥行きの60cm以上ある水槽が必要になる。
魚食性で大きな口を持つため、混泳できる魚は限られる。
とりあえず口にはいるサイズなら噛み付き、自分の体長の半分のサイズなら飲み込んでしまう。25cm程度の魚を丸呑みにしたとの情報もあるため、単独飼育が望ましい。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています