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ネオン・テトラ  

南米:アマゾン川流域に生息する小型カラシン。
ブラックウォーターとクリアウォーターの交差した地域に自生している。
熱帯魚といえばネオン・テトラと言われるほどの人気種。熱帯魚に詳しくなくても名前は聞いたことあるという方も多いはず。

体側に入るレッドとブルーのラインが美しく、グリーンの多い水草水槽によく映える。ライトに照らされると鱗がきらめき、少数でも群泳してくれるため一気に水槽が華やかになる。

大人しいため他種との混泳も容易で、水質の適応範囲も広い。餌食いも良く、小さな水槽でも飼育しやすい。

繁殖は非常に難しいが、反面増えすぎて水槽が崩壊するということもない。水槽では繁殖が難しいが、東南アジアでブリードされたものが非常に安価で流通しているため、大抵のショップで扱っており、入手しやすい。

以上の点から初心者から上級者まで広く愛される、アクアリウムに最適な魚と言える。


Photo  

ネオン・テトラ01
 

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データ  

学名Paracheirodon innesi (G. S. Myers, 1936)
英名Neon tetra
分類カラシン(Characiformes)目 、カラシン(Characidae)科、パラケイロドン(Paracheirodon)属
通称
分布南米:アマゾン川流域
最大体長4〜5cm
寿命〜5年(最長で10年生きたとの記録もあり)
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度20〜26℃
PH5.0〜7.0
硬度軟水
飼育難易度やさしい
繁殖難易度難しい。ネオン・テトラの子供はとても小さいため合わせたエサを与えるのが困難で、捕食されないためには多くの隠れ家が必要なため狭い水槽内で繁殖させることは難しいとされている。
オスメスの見分け方オスメスに比べると小さい
メス腹部が膨らんでる
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点他の魚を攻撃することは滅多に無いので混泳に向いた魚と言えます。しかし単独飼育だと隠れて餌を食べないことがある。できれば群れになるように複数で飼育する。
気をつけたい病気ネオン病
推奨されるアクセサリなど隠れ家を作るための水草など
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*133匹

特徴・飼育上の注意  

その人気から大量にブリードされており、安価ですぐに売れてしまうため、ショップで十分なトリートメントをせず、水質に慣れていない場合が多い。
そのような個体はストレスで弱っていることが多く、導入直後に死んでしまうことが多い。
できれば入荷したてのものや、痩せてひょろひょろとした個体は避けたほうがよい。

ネオンテトラの名前がついているネオン病ですが小型カラシンがかかりやすく、一度発病してしまうと治療は困難。発症すると体に血がにじんだような跡ができる。

以上の点から、入荷直後の個体を購入した場合はすぐに水槽に入れずに、トリートメントタンク?で何日か様子を見てから水槽に入れよう。

基本的には非常に丈夫で、大抵の水質に対応することができる強健種なので、慣れてしまえば特別に気をつけることは無い。

餌食いが良いため大量に餌を与えると太りすぎて早死することがある。スリムな体型を維持することが長生きの秘訣。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています