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トリートメント(とりーとめんと)
別名薬浴?。移動によって弱った生体を薬浴することによって調子を整える方法。
輸送中は水質の悪化を防ぐため餌を与えられず、温度管理等も万全ではない。
また採取や移動の際に傷が付いたり、過密状態で輸送されるため、抵抗力が落ちたり、病気にかかっている個体が多い。
他にもポリプテルスなどのように、ほとんどのワイルド個体に寄生虫がいる生体もいる。
以上の点からアクアリウムショップに生体が入荷した直後にトリートメントを行う。
同時に嗜好性の高い餌を与えて調子を整える。この時点で回復不能なほど弱っていたり、明らかに病気の個体は隔離する。
入荷直後の生体が販売されている場合は、腹が異常に細かったり、斜めになっていたり、ヒレが閉じている個体は避けたほうが無難。
薬浴に使われるのは魚に害の少ないメチレンブルーが用いられることが多い。
最低でも1週間程度はトリートメントした魚を購入するように心がけたい。どうしてもトリートメントをしていない個体を飼育したい場合は、購入後即メイン水槽に入れず、自宅でトリートメントを行う。