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スポット・トーキングキャット  

アマゾン河、オリノコ川原産のドラス系ナマズ。

ゴツゴツした昆虫のような体表をしており、全体としては蛾のような印象を受ける。
流木にそっくりな焦げ茶色をしている。

その風貌から分かるように、昼は流木の影に身を潜めている。
環境によって体色を変えるタイプで、黒っぽい底床だとブラックになる。各所に白いスポット模様が入り、珍しいことにヒゲも縞模様が入る。

夜行性のため、夜になると餌を探して元気に泳ぎまわる。


Photo  

スポット・トーキングキャット
 

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データ  

学名Agamyxis albomaculatus (Peters, 1877)、もしくはAgamyxis pectinifrons
英名Spotted Doras、Whitebarred Catfish、Spotted Raphael Catfish、Spotted Talking Catfish
分類ナマズ(Siluriformes)目、ドラス(Doradidae)科、タティア(Agamyxis)属
通称スポッテッドトーキングキャット、スポットラファエル
分布ペルー、エクアドル、コロンビア
最大体長15cm
寿命17年
人工飼料冷凍飼料活餌。なんでも食べるが、イトミミズや赤虫を好む。
適性な水質温度20~26℃
PH6.0~7.5
硬度非常な軟水~硬水:0~20°d
飼育難易度難しい
繁殖難易度水槽内での繁殖は困難。養殖所ではホルモン剤を利用している。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ上層
混泳での注意点気性:攻撃的になることがある
肉食魚のため口にはいるサイズの魚は全て食べられてしまう。実はおとなしい性格で、大型魚との混泳は可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど飛び出すことが多々あるので水槽の蓋と十分な重しが必要。
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*111匹

特徴・飼育上の注意  

最大で15cmと大きくなり、豪快に底床を掘る性質があるので繊細な水草水槽は向かない。
流木にアヌビアスやモスを活着させる程度が良い。

胸ビレに棘があるので扱う際は注意が必要。

餌はなんでよく食べ、特に赤虫が好物。大人しく口にはいるサイズでなければ問題なく混泳できる。

採取場所によってAgamyxis albomaculatusとAgamyxis pectinifronsが分かれますが、どちらも酷似しており判別は困難。どちらも上記の通りコミュニティタンクでも飼いやすく、水質への適応範囲が広くとても丈夫。非常に長生きで水槽飼育で17年生きたとの記載あり。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています