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ゴリアテタイガー・フィッシュ
名前に付けられているゴリアテとは、旧約聖書の「サムエル記」に登場するペリシテ人の巨人兵士のこと。
その厳しい名前に恥じず、凶暴で巨大に成長する魚。
銀色の体色に、突進力のある流線型の体型。ワニのように鋭い歯。どこを取ってもエキゾチックで魅力あふれる魚だ。
海外ではフィッシング大会で獲物とされることがあり、記録によると最大で1.5メートル、体長50キロのものもいるようだ。
特質すべきはその凶暴性で、肉食魚のため、口にはいるものは何でも食べてしまう。その対象は人間も例外でなく、人間が襲わたという報告が多数あり、なかには指を噛みちぎられたという例もある。
Photo
データ
学名 | Hydrocynus goliath (Boulenger, 1898) | |
英名 | African Tiger Fish、Giant Tigerfish、Wolf Tetra、African Tigerfish | |
分類 | カラシン(Characiformes)目、アレステス(Alestidae)科、ナンノカラックス(Nannocharax)属 | |
通称 | ゴライアス・タイガーフィッシュ | |
分布 | コンゴ川 | |
最大体長 | 150cm | |
寿命 | 10~15年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。肉食魚なので生き餌を好む。 | |
適性な水質 | 温度 | 23~26℃ |
PH | 6.5~7.5 | |
硬度 | 中程度の硬水~非常な硬水:15~25 °d | |
飼育難易度 | 非常に難しい | |
繁殖難易度 | - | |
オスメスの見分け方 | オス | - |
メス | - | |
水槽内で好む高さ | 低層 | |
混泳での注意点 | 気性:強い攻撃性あり | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | 飛び出すことがあるので水槽の蓋は必須、水族館レベルの水槽 | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | -匹 |
特徴・飼育上の注意
現地ではムベンガと呼ばれて畏怖されている。飼育をするには水槽内で小さく飼育するにしても、最低でも2メートル以上の水槽が必要で、水量は15,000リットルは必要になる。
大型魚マニアなら一度は飼育してみたいと憧れるかもしれないが、必要な水槽のサイズ・凶暴性などの点でおすすめできない。果敢にも挑戦した人の報告によると、水槽のサイズが足りないのか餌食いが悪く、死んでしまう例が多いようだ。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
よくなついてかわいいです 60せんち(名無しさん 2020-07-22 (水) 22:21:28)