インレキプリス・アウロプルプレア

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インレキプリス・アウロプルプレア　

ミャンマーのインレー湖周辺に生息するコイの仲間。
生息地ではブラックウォータの中を群れで悠々と泳いでいる。

体の中ほどにイエローとブラックのバンドが入る。
人懐っこく丈夫でアルカリ性を好む点を押さえればエサは何でも食べるので飼育は簡単。

その体型はよく知られているコイとは違い、蛇のように細長いラインをしている。動きも体をくねらせて泳ぐ。
一属一種の特別な生態をしており、不明なことも多く、珍しい魚を飼育したいならおすすめできる。

現地では水質汚染によって急速に生息数を減らしている。

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データ　

学名		Inlecypris auropurpurea（Annandale, 1918）
英名		Lake Inle Rasbora
分類		コイ（Cypriniformes）目、コイ（Cyprinidae）科、インレキプリス（Inlecypris）属
通称		インレキプリス・アウロプルプレア
分布		ミャンマー（インレー湖周辺）
最大体長		8～10cm
寿命		3～5年
餌		人工飼料、冷凍飼料、活餌。雑食性で水性植物やプランクトンを食べている。何でもよく食べる。どちらかと言えば草食性のフードが良いだろう。
適性な水質	温度	22～24℃
	PH	7.0～8.2
	硬度	中程度の硬水～非常な硬水：10～25 °d
飼育難易度		普通
繁殖難易度		普通バラマキ型で原生地では水草にばらまくように産卵する。水槽ではモスやモップなどを多めに置いて、産卵を確認したら卵を回収して別の水槽で飼育する。稚魚は小さいのでインフゾリアを用意する。十分成長すれば親魚のエサを小さくすりつぶしたものを与える。
オスメスの見分け方	オス	若干大きく、色が濃い
	メス	オスより若干大きく、色が薄い
水槽内で好む高さ		中層
混泳での注意点		おとなしい性格なので同程度の大きさの魚なら問題ない。
気をつけたい病気		−
推奨されるアクセサリなど		飛び出すことが多いためピッタリとハマる蓋
避けたほうがよいもの		−
60cm水槽での適正な飼育数*1		10匹

特徴・飼育上の注意　

最終的には10cmになるので出来れば60cm規格水槽以上で飼育したいところ。
水質に関してはアルカリよりを好むようで、その点だけ注意したい。水温に関して現地では気温5℃の川（水温はわからない）でも生息していたとあり、低温への耐性もありそうだ。
水質に慣れてしまえば鯉の仲間だけあって丈夫で人懐っこい一面を見せてくれる。