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アピストグラマ・アガシジィ・レッドテール
ペルーやブラジルのアマゾン川支流に生息するドワーフシクリッド。
川の流れの穏やかな小川に生息している。
色鮮やかな体色が特徴のアピストグラマ・アガシジィ。
一番の特徴は長い尾ヒレに入るレッド。頭がイエロー、体が・ブルー、尾ひれがレッドと鮮やかな色彩。
採取される地域によって色彩の個体差が激しく、イエロー系の強いもの、レッド系の強いものなどがいる。
求愛時にはさらに鮮やかな体色に変化する。
状態良く色を鮮やかに、繁殖も狙うなら酸性に傾ける必要がある。
Photo
データ
学名 | Apistogramma agassizii(STEINDACHNER,1875) | |
英名 | Agassizi's Dwarf Cichlid | |
分類 | スズキ(Perciformes)目、シクリッド(Cichlidae)科、アピストグラマ(Apistogramma)属 | |
通称 | アピストグラマ・アガシジィ・レッドテール | |
分布 | ペルー領アマゾンからアマゾン川本流域、サンタレン、グアマ川 | |
最大体長 | オス9cm、メス5cm | |
寿命 | 1〜2年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌。なんでも食べるがブラインシュリンプを与えると色揚げ効果がある。フレークフードなどは慣れが必要。 | |
適性な水質 | 温度 | 24~28℃ |
PH | 5.0~8.0 | |
硬度 | 非常な軟水:~5°d | |
飼育難易度 | 普通。やや水質にうるさい所がある。濾過をしっかりとする必要がある。 | |
繁殖難易度 | やさしい。酸性に傾けて十分に税熟させると土管や流木の裏などに50個程度の卵を産む。しかし成魚同様に水質の変化に弱いのでブラインシュリンプを与える際には食べ残しがないように、水換えも少量を頻繁に換えよう。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 体が大きく鮮やかな色を持つ。 |
メス | 茶色くオスより一回り小さい。 | |
水槽内で好む高さ | 中層〜底層 | |
混泳での注意点 | ペアであっても追い掛け回し、オスがメスを攻撃することもある。また子供を産んだあとは守るためにメスがオスを追い掛け回す。繁殖期はオスが、子供を産んでからはメスが縄張り意識が強くなるため、底層を泳ぐ魚は向かない。 | |
気をつけたい病気 | ポップアイ症?、松かさ病 | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家や産卵用に土管や水草など | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 10匹 |
特徴・飼育上の注意
アピストグラマの仲間は水質の変化に弱いので濾過のしっかりと出来た水槽に導入したい。濾過が過剰なくらいが丁度いい。
水草などの隠れ家があれば、手軽に産卵も楽しめる。子供にはブラインシュリンプを食べきる量を与えて水質が悪化しないように気を付けたい。
色揚げに気をつけて、様々なエサを与えると鮮やかになる。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています